マヤ暦K44 4年前のマレーシアの結婚式

この時期になると思い出すのが、

4年前に行ったマレーシアの結婚式。

、

ホームステイしていたマレーシアの男の子から、

結婚式に参加してほしいと言われた時、

正直言ってびっくりした。
うちにいたのは3日間だけだったし、

それも十数年も前のこと。

その時は中学生だったが、

結局一言も喋らないまま3日間を終えた。

数年後、マレーシア旅行に行った時

街を案内してくれたが、

やっぱり喋らなかった。

その時、彼の母親が勧めてくれて、

Facebookを始めた。

でも、パソコンが苦手な私は、

結局使いこなせず、

そのまま放置していた。
それ以来、会うこともなかったが、
3年前iPadを購入した事で、

Facebookを再開。
連絡を取り合う事とはなかったが、
お互いの投稿を見る事によって、
何と無くその後の様子を知る事ができた。

そして、今回の突然の結婚式の招待‼️

「5月7日、うちの庭でパーティーをするから、

　来ないか？」
「じゃあ、行くよ。」
という、簡単なやり取りで、

結婚式に行きことにした。

初めての海外の結婚式。

何がどうなっているのかもわからないまま

大雨の中、タクシーをチャーターし、

1時間半かけて
郊外の彼の家(別荘？)に行った。
ガーデンパーティーと言っていたから、
こじんまりした集まりかと思っていたら、

とんでもなかった。

遠くからでもここだ！

とわかるくらい飾り付けられ、

ライトアップされたていた。

庭の広さが、日本とは違っていた。

映画のシーンで見るような光景にびっくり。
でも、何より驚いたのは、
私たちを見た時の彼の嬉しそうな顔。

その顔を見た瞬間、

思い切ってここまで来てよかったと思った。

彼は、昔よりスリムになって、

かっこいい青年になっていた上に、
喋る喋る…まるで別人のようだった。

よく女性は年頃になると、

“花開く”と言われるが、
男性も“花開く”時期があるのかもしれない。

そのくらい自信に満ちていた。
奥さんも綺麗な方で、

明るく気さくな感じの方だった。

パーティーは、

招待客の席と一般客の席とに分かれているようで、

テーブルによってセッティングが違っていた。

マレーシアでは、費用はすべて主催者持ちのようで、

お祝いに駆けつけた近所の方々も

バイキング形式で食事を提供されていた。

私たちは親族の方のテーブルだったようで、

次々と料理が運ばれてきた。

正直いうとマレーシア料理は苦手意識があって、

味を期待していなかったのだが、

いい意味で予想を裏切って、美味しかった。

結婚式は別の日に行われていて、
兄弟3人同時のお披露目パーティーだったようだ。
楽団の歌あり、伝統芸能あり、マレーシア料理あり…
いつも、ホテルと弟の焼き鳥屋との往復しかしない
私達にとっては珍しくマレーシア文化に触れた。

最後のサプライズは、
新郎新婦との写真撮影の時には、

一番最初に呼んでもらったことだった。

私達は、たった3日間だけのファミリーだったが、
まるで本当の親族の結婚式に

参加したような気分になった。

あれから4年。

今では彼は一児のパパになっている。

時折彼の母親が投稿する

家族写真を見ながら、

マレーシアにいる血の繋がらない

家族のことをおもいだす。

あの時も旅費のことを考えたら、

正直言ってちょっと迷ったが、

できることをやっておいてよかったと思う。

またあんな風に自由に

旅ができる暮らしになってほしい。

一昨日の散歩は

ちょっと足を伸ばして山道へ。

今は自粛中だけど、

週末だけオープンする

隠れ家のようなカフェを見つけた。

来週は行けるかな。

再来週はどうだろう。

楽しみがまた一つ増えた。

まだまだ自粛お願いの放送は

朝昼晩とあるけれど、

それでもなんとなく

心は軽やかになってきている。

雪解け水にように、

ゆっくり少しずつ

平和な暮らしに戻る気がする。

元の暮らしに戻るのではなく、

もっとしあわせな暮らしを手に入れよう。

しあわせは、人によって違うから、

自分のしあわせは何なのか、

今はそれを探すための時間。

　〜光と闇〜

　　　　　　坂村真民

　本当に

　光を知るためには

　本当に

　闇を知らねばならぬ

☘️5月12日(火)☘️ 〜マリマヤ便り〜

K44   黄色い種・黄色い太陽・音5

やるべきことの優先順位を決める日。

いろいろ手を出さずに、

やるべきことを絞ってみよう。

それにのめり込むことで、

新しい気づきが見えてくる。

K41〜K44 の４日間

周囲に従い、初めて自分の場所に立つ。

焦らず時に従って、準備しておく時。

過去を悔やんだり、未来を心配したりせず、

今を大切にして、準備していれば

結果は風が運んでくる。