素敵な関係♪「おちゃめに１００歳！寂聴さん」

梅ぞ～が我が家に来てから、忙しくなるかと思いきや梅ぞ～は寝てばかりなので、今まで通りゆっくり読書が出来ます

「おちゃめに１００歳！寂聴さん」瀬尾まなほさん。

瀬尾まなほさんは、寂聴さんの６６歳年下の秘書の方です

とても仲の良い様子が写真からも伝わってきます

瀬尾まなほさんから見た寂聴さんの様子が描かれています
その様子は本当におちゃめで正直で、まっすぐで可愛らしい方です

瀬尾さんは、ほとんど寂聴さんを知らない状態で面接を受け、縁があって秘書になった方。
寂聴さんと出会ったことで人生や世界観が変わったことがよく分かります
寂聴さんもまた瀬尾さんと出会ったことで、沢山笑い、今まで食べなかったものを食べ、元気をもらってる様子が分かります

瀬尾さんに学生時代のお話に、井上路美さんの「１７歳プラス１」という本が出てきて、うちも学生時代に読んで世界は広いんだ！って同じことを思ったことを思い出しました

寂聴さんの言葉で印象的だったのは「定命（じょうみょう）」。
「定命とは、人は生まれた瞬間から、いつ死ぬか寿命は決まってるということ。長生きがしたいと思っても、お迎えがくれば行かなければならない。逆に、死にたいと思っていても、お迎えが来なければ死ぬことはできない。寂聴先生は病気も、事故も、自殺も定命だと。」
他にも結婚相手も決まってるそうです

年の差はあるけれど、お互いが想い合い、おばあちゃんと孫のような親友のような素敵な関係が伝わってきて、寂聴先生から瀬尾さんへのお手紙には愛が溢れていてウルウルしてしまいました
まるで、いつか載せた「大家さんと僕」の大家さんと矢部さんのような素敵な関係
家族では無いけれど、家族以上の繋がりをもった２人
こんな相手に出会えるなんて、本当に羨ましいと思いました。

寂聴さんには、１００歳までおちゃめに生きてほしいと心から思いました
ぜひ読んでみて下さい