KEIのJOY!日記

日々の暮らしや食生活、子ども(1人+1匹)、読書について気ままに綴っていきます。基本コメントには返信しません。

読み応えがある「村上海賊の娘」!

2018年11月06日 | 本、雑誌、新聞
やっと読み終えました「村上海賊の娘1~4」!和田竜さん。

和田竜さんの作品は「のぼうの城」「忍びの国」と読みました

2回ほど1巻の途中まで読んだのですが、読む時間があいてしまったので、また1から読み直しました!

<ストーリー>
戦国時代、瀬戸内海の島々に根を張り名を轟かせた海賊衆がいた。その名を村上海賊(村上水軍とも)と言う。
瀬戸内海は大小様々な島があり、複雑な航路や狭い水路が急流を生み出す難所が多く、村上海賊はその島々に城を築き、私的な関所を設け往来する船から「帆別銭」なる通行料を徴収していた。

その村上海賊の当主は「村上武吉(たけよし)」。誇り高く冷悧で豪胆、剛勇、荒々しさを持ちつつ、見た目はただ穏やかな人柄。
長男「元吉(もとよし)」は、冷悧さを受け継いだものの豪胆さに欠け、次男「景親(かげちか)」は穏やかさだけを引き継いだ。
残念なことに海賊らしい剛勇と荒々しさを受け継いだのは、娘の「景(きょう)」だった。
「村上武吉」には養女「琴姫」がいるが、琴姫は色白で嫁にいき綺麗な着物を着て大人しくしているタイプ、その真反対の「景」は、色黒で目鼻立ちのハッキリしていて悍婦(かんぷ)で醜女(しこめ)、嫁の貰い手が無い20歳。
(※「悍婦」は気の荒い、じゃじゃ馬娘という意味です
この「景」が主役です。

天下統一に乗り出した織田信長が大坂本願寺を攻め立て、一向宗の門徒たちは籠城を余儀なくされていた。
毛利家は海路からの支援を必要とし村上海賊に頼ろうとする。
その渦の中に「景」も巻き込まれることになる。「景」のとった行動とは?


うちは「村上海賊」についてほぼ無知でしたが、細かい説明があるのでなんとか理解出来ました。
ただ最初は読みづらく、登場人物も多いので後半波に乗るまでは苦戦しました
後半になると泉州侍などの新たな登場人物が増え、戦になり読み応えが増します!
実写化は難しそうだけど、したら面白いでしょうね個人的に「景」役は満島ひかりさんあたりが良いんじゃないかと

気合がいりますが、面白い作品です気になった方は読んでみて下さい


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