KEIのJOY!日記

日々の暮らしや食生活、子ども(1人+1匹)、読書について気ままに綴っていきます。基本コメントには返信しません。

「パラドックス13」

2024年06月13日 | 本、雑誌、新聞
「パラドックス13」東野圭吾さん📖

裏。

<ストーリー>
3月13日13時13分13秒、街から人が消えた。
無人の東京に残されたのは、境遇も年齢も異なる13人の男女。
なぜ彼らが選ばれたのか?
大雨と地震に何度も襲われる瓦礫の山と化した街。
世界が変われば善悪も変わる。
殺人すらも善となる。
極限状態で見えてくる人間の真理とは?
13人の男女の行方は?


めちゃくちゃ面白かった!
無人の東京に残される13人の男女。
あちこちで事故や火災が起き、何度も起こる地震のせいで地盤は歪み、陥没する道路、崩れ落ちるビル、安全な場所はどこか?
なぜ彼らだけ生きているのか?

人がいないという事は、火事が起きても消防車は来ない、電気が落ち、ガス漏れや水漏れしてても直らない、事件事故が起きても警察は来ない、病気や怪我をしても医師はいない。。
これだけでもゾッとするのに、知り合いは誰もおらず、食べ物はどんどん腐り、雨は降り続き、大地震が何度も起こり、安全な場所を探す為に移動を続ける。
何の為に生きるのか?
生き延びることに意味があるのか?

自分がこの13人のうちの1人になったら、どう行動するか?
生きていく為には何が必要なのか?
などなど、色々考えさせられます。
こんなことは起きないと思うけど、災害の時とかにも役に立つことがあるんじゃないかと思います。

パニック小説で長編ですが、一気読みしたくなります!
最後に出てくる一筋の光や、なぜこの13人だったかの謎が解けた時、面白いです!
映画になったら面白そうだけど、実写化が難しそうなお話。

気になった方は、読んでみてください😉📖



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