KEIのJOY!日記

日々の暮らしや食生活、子ども(1人+1匹)、読書について気ままに綴っていきます。基本コメントには返信しません。

「昨夜(ゆうべ)のカレー、明日(あした)のパン」

2016年03月17日 | 本、雑誌、新聞
題名が気になって買ってみました

木皿泉さんの「昨夜(ゆうべ)のカレーと明日(あした)のパン」。

「木皿泉」というのは、和泉努さんと妻鹿年季子(めがときこ)さん夫婦の共通ペンネームだそうです
いくつか有名なドラマもあるけど、どれも見たこと無かったです

<ストーリー>
7年前25歳で亡くなってしまった「一樹」。
遺された嫁「テツコ」は、今も亡くなった一樹の父つまり義父と一緒に暮らす。
テツコには恋人「岩井さん」がいる。
それぞれが生活をし、人と接することでゆるりと一樹の死を受け入れていく。

1冊通しての物語ですが、それぞれを主体とする物語がいくつも入っているので短編のようにも感じます。
1つの物語で何気なく出てきた人物が、次の物語では主役となり物語が進みます
2014年本屋大賞2位を受賞していて、同年NHKでドラマにもなったみたいですね

ゆったりとした物語で日常を切り取った感じです
「テツコ」のサバサバした性格と義父のお茶目なとこが愛らしい
大切な人の死というのは、なかなか受け入れにくく捉え方もそれぞれです。
その様々な様子をその人の目線から描いているのが面白かったです

気になった方は読んでみて下さい


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