みそblog

元ソウル市民みそみそ
日常で感じることを
思いに任せて書いてます

適当更新お許しください

斜め文字

2006-10-14 | 日記
字幕は
普通の字体と
斜めの字体で表現される

その場に居ない人
電話の向こうや思い出の中の人の声は
斜めの字体

直接言葉を交わしてる人は
普通の字体

昨日付けたドラマでは
死んだ人が生きる希望のない人の
肩を揺さぶって励ましてた
お前は生きろと
精一杯生き終わったらその時会おうと

監修さんは
この人は死んでるから「斜め」では?と
提案をしてきた

本当はそうなのかもしれない

でもね 譲れない
この人たちは生きてるか死んでるかが違うだけで
言葉を交わして
心を今 通わせてるじゃないか

怖がらせるのが目的なら
喜んで斜め文字にする

でもそうじゃない
死んだ人の思いを
残された人に伝える話

脱ぎ履きが面倒な靴を履いた直後のような
「この靴面倒だから、
代わりに忘れ物取ってきてくれる?」のような
死ぬって
そんなもの

あの世行きの靴を履いちゃったら
もう戻れないけど
だからってオバケに変質するんじゃない

死んだら生まれて 疲れたらまた死ぬ

だから死んだ人のナマの言葉を
死んでいるという理由だけで
斜めにするのはイヤだったの

生死不二

悲しむまい
嘆くまい

心はあなたのそばに

Eさんのお父さまのご冥福を心から祈ります 合掌
お父さま 闘病生活お疲れ様でした。