みそblog

元ソウル市民みそみそ
日常で感じることを
思いに任せて書いてます

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路傍の石

2008-01-14 | 日記
友人が自殺を思いとどまったという話

自殺は大変だよ
周囲の人間が落ち込むのも大変だし
あとは後片付けとかさ…って
「死ぬなとは言わないけど
死なない方がいいよ」

私はそういう「自称 励まし」を見て
内心イラッとしている

それぞれやむにやまれぬ事情があって
苦しんだ挙げ句に
きっと死を選ぶのだと思う

でもね
死んじゃダメだよ 絶対ダメ!!!!

死ぬなとは言わないけど…って

私は言うよ
死ぬなよ
死ぬんじゃないよ

死にたくなくても
いつかは死ぬんだから
せっかちに死に急がなくてもいいじゃないか
と言いたい

山本有三の「路傍の石」には

『たったひとりしかいない自分を
 たった一度しかない一生を
 ほんとうにいかさなかったら
 人間、生まれてきたかいがないではないか』

せっかく生まれて来れたんだもの
死を思うくらい
深い深い値打ちのある人生を刻んできてたのに
出口が見えないからって
軽々しく死ぬんじゃないよ

憤りすら感じるのだけど
自殺を考える人って心を病んでる場合が多いから
多分本人に会ったら
「確かに選択肢の一つだけどさあ…」とか
弱気な励ましを試みてしまうのだと思う

難しいね