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⑯ 映画『ウエスと・サイド物語』
スティーブン・スピルバーグ監督が、1961年にも映画化された名作ブロードウェイミュージカル「ウエスト・サイド物語」を再び映画化。
1950年代のニューヨーク。マンハッタンのウエスト・サイドには、夢や成功を求めて世界中から多くの移民が集まっていた。
社会の分断の中で差別や貧困に直面した若者たちは同胞の仲間と集団をつくり、各グループは対立しあう。
特にポーランド系移民の「ジェッツ」とプエルトリコ系移民の「シャークス」は激しく敵対していた。
そんな中、ジェッツの元リーダーであるトニーは、シャークスのリーダーの妹マリアと運命的な恋に落ちる。
ふたりの禁断の愛は、多くの人々の運命を変えていく。
「ベイビー・ドライバー」のアンセル・エルゴートがトニー、オーディションで約3万人の中から選ばれた新星レイチェル・ゼグラーがマリアを演じ、61年版でアニタ役を演じたリタ・モレノも出演。
「リンカーン」のトニー・クシュナーが脚本、現代アメリカのダンス界を牽引するジャスティン・ペックが振付を担当。
2022年・第94回アカデミー賞では作品、監督賞ほか計7部門にノミネートされ、アニータ役を演じたアリアナ・デボースが助演女優賞を受賞した。
West Side Story: Overture
1950年代後半、ニューヨーク。 移民や低所得者たちの町・ウエストサイドでは、貧困と差別の中、若者たちが縄張り争いに明け暮れる荒廃した日々を送っていた。
自分たちの境遇と、自分たちを追い込んだアメリカ社会へ強い反発を感じながらも、若者たちは抑えようのない苛立ちを、非行や暴力という形でぶつける他なかった。
ポーランド系アメリカ人とプエルトリコ系アメリカ人との2つの異なる少年非行グループの抗争の犠牲となる若い男女の2日間の恋と死までを描く。
“All of you! You all killed him! And my brother, and Riff. Not with bullets, or guns, with hate. ”
「あなたたちが彼らを殺したのよ!弾丸や銃でなく憎しみでね!」
英語】トゥナイト (Tonight) - ウエストサイド物語 (日本語字幕)
“異なる立場を越えて、私たちは手を取り合えるのか?”という普遍的なメッセージをこめて贈る『ウエスト・サイド・ストーリー』。