第2回 さまざまな「心の傷」を見つめる
名著146「心の傷を癒やすということ」 精神科医・安克昌 「20」
統計データやテレビの映像だけでは決して伝わらない被災者の状況。安克昌は、個々の被災者に徹底して寄り添い、それぞれの物語をたどりなおすことで、被災者たちのリアルに迫っていく。
PTSDに苦しめられるJさん、子を失った親、親を失った子たちの深い喪失感、救護に当たった医師や看護師たちの不安やストレス等々。
そして、彼らにどのようなサポートが必要なのかをありとあらゆる知を動員して考えぬき、対応のためのアイデアが記されていく。
第二回は、安克昌が見つめた、個々の心の傷のありようを一つひとつ確かめながら、今後、生かすべき教訓を学んでいく。
HAUSER - Ave Maria
索引 100分de名著 ②
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