「2015年に東京電力と中部電力が設立したJERAは、LNGなどの燃料調達のほか国内火力発電所の新設・リプレースや海外での発電事業も手掛けます。発電事業は総括原価方式を外れ、これから厳しい競争に晒されることになります。すでに東京電力は火力発電部門を分社化していますし、原子力部門、水力発電部門は持ち株会社内の社内カンパニーになりました。JERAの設立は、既存電力会社から切り離した火力発電部門に燃料調達と海外展開を合わせて、スケールメリット(規模の利益)を追求した再編への動きだと見ていいでしょう。こうした”川上事業”には当然、石油業界やガス業界、あるいは商社や重工会社なども絡んでくるはずです。」小澤祥司著「電力自由化で何が変わるか」P62「総合エネルギー企業の誕生へ」より
来年2020年に迫った発送電分離や2022年に予定されるガス導管分離を踏まえて東京電力や東京ガスと言ったエネルギー企業に大きな変革が予想されるようです。現在、電気とガスの両方のエネルギーを使わせて貰っているので、例え両社が総合エネルギー企業になっても消費者側としてはそれほど大きな変革ではなさそうです。
HIT(4.2KW)の発電データ
1月20日(日)晴れ
太陽光発電量 17.1kWh
エネファーム発電量(おまかせ) 6.9kWh
W発電量 24.0kWh
売電量 16.2kWh
買電量 1.7kWh
W発電自給率 252.6%
W発電設備利用率 20.4%
日照時間 6.0h
連系以来 3447日(9年160日)