風見鶏つうしん:2009/8開始の太陽光発電を蓄電池付き再エネに変身させてほぼ買電ゼロを実現中の報告です。

15年超稼働中の太陽光発電に蓄電池を導入し「蓄電池付き再エネ」とすることで既築住宅での「ほぼ」買電ゼロ実現を実証中です。

発火事故

2019年01月30日 | スイッチング数推移など

「住宅用太陽光発電システムによる発火などのトラブルが、2017年11月までの約10年間で127件発生し、少なくとも7件が屋根側に延焼していたことがわかった。7件の太陽電池パネル(モジュール)はいずれも、屋根と一体型で屋根側との間に不燃材のないタイプだった。同様のタイプは全国で約11万棟にあるといい、消費者庁の消費者安全調査委員会(消費者事故調)は28日、調査結果をまとめた報告書を公表し、注意を促した。
 モジュールやケーブルから発生したのは13件。経年劣化や製造上の問題で、配線の接続部に不具合が生じて電流が流れにくくなり、別の回路に余分な負荷がかかって発火する可能性があるという。この13件のうち、神奈川や東京、千葉、愛知、広島、福岡で起きた7件では屋根側への延焼が確認された。
 モジュールは、架台で屋根から浮いたタイプのほか、屋根と一体型がある。屋根側に延焼した7件はいずれも一体型のうち、屋根側との間に鋼板といった不燃材がないタイプだった。ほか6件は、架台に置かれたものや、屋根と一体型でも不燃材が施されたものだった。
 また、13件以外の59件は、発電した電気を家庭用に変換するためのパワーコンディショナーや接続箱からの事故だった。これらについて、報告書は「素材に安全対策が施されているため、住宅火災に至る可能性は低いと考えられる」とした上で、再発防止策として水分が入らないような措置の必要性などを指摘した。
 報告書によると、住宅用太陽光発電システムは昨年10月時点で、全国約240万棟に設置されている。そのうち、屋根との一体型で不燃材が取り付けられていないタイプは、約11万棟にあるという。事故調は経済産業相に対し、こうしたタイプを製造したメーカーに対応を求めるよう要請。住宅火災に関するリスク算定や評価などを実施させ、結果に基づき早急な対応をとらせるほか、該当する住人に応急点検の実施を促すよう指摘した。」1/28 16:48付け朝日新聞デジタル「太陽光発電で発火、10年で127件 住宅に延焼も7件」より

 ユーザーとしてはこの種の記事や報道は気になります。240万件の内2017年までの10年間に事故が起こったのは127件としています。0.005%の発生率となります。屋根に延焼したのは屋根と一体型タイプの11万件の内7件(0.006%)。パワコン関連の事故は59件(0.002%)と確率的には少ないようですが、自分の所で起これば大ショックとなります。いずれも施工ミスや製造上のミスが原因。不確かですがネットでは特定メーカーのパネルに集中しているとの記事もあります。
 不燃材の金属屋根の上に架台を置いてパネルを浮かせて設置しているので一応安全側ですが、パネルから出ている直流ケーブルが屋根材に触れたりしていると10年目に入っている事も有り被覆の経年劣化で屋根材とショートする可能性もゼロではありません。パネルと屋根材の隙間に落ち葉が入り込んだり、小鳥が巣を作ったりしていると予想外のトラブルもあり得ます。パネル表面洗浄のため数か月毎に水道水を勢いよく吹き付けていますが、トラブルを助長しかねません。次回には隙間の様子をチェックする必要がありそうです。何か詰まり物が見つかれば施工業者に10年目点検を頼むことに・・・仮に絶縁不良で漏電などが起こりかけていればすぐに発電量の低下につながるので毎日のチェックでその兆しが掴めるとは思いますが・・・

HIT(4.2KW)の発電データ
1月29日(火)晴れ
太陽光発電量      23.1kWh 
エネファーム発電量(おまかせ)  9.0kWh
W発電量        32.1kWh
売電量           18.6kWh
買電量          3.8kWh 
W発電自給率     185.5%
W発電設備利用率      27.3%
日照時間           9.9h
連系以来   3456日(9年169日)

コメント
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