風見鶏つうしん:2009/8開始の太陽光発電を蓄電池付き再エネに変身させてほぼ買電ゼロを実現中の報告です。

15年超稼働中の太陽光発電に蓄電池を導入し「蓄電池付き再エネ」とすることで既築住宅での「ほぼ」買電ゼロ実現を実証中です。

EFの効果

2019年01月29日 | スイッチング数推移など

 2018年の買電量の推移(AiSEG画面)

 5月からエネファーム発電(全量自家消費)の効果で買電量が大幅に減っています。これがEF導入の目的でしたが、これだけで買電量をゼロにする事は出来ていません。700Wの発電出力では夜間の消費を賄いきれないためですが、仮に蓄電池を使ってこの少なくなった買電量をゼロにした場合の経済効果はせいぜい年間3万円程度。これで蓄電池コストをペイするには30年以上かかりそうです。
 買電量ゼロをもう一段の省電力により実現すれば意味がありそうですが、蓄電池の導入だけで実現しても投入コストを回収できず、電力自立が実現できたと言う自己満足以外のメリットはないようです。
 省電力を更に進めて買電量を減らしながら、売電(@8円)量を買電(@26円)量の3~4倍以上にする事で僅かであっても収入にはなりそうです。2018年の実績では売電(4634kWh)/買電(1358kWh)=3.41倍でした。年間を通じてEF効果が出る事で売電が増え、買電がもっと減りますので2019年には4~5倍になってもおかしくありません。
 FIT終了(2019年11月)後も何とか電力収支をプラスに出来そうなのはFE効果と言えそうです。この収支プラス分でEFによるガス代増加分を埋め合わせることができます。
 EFの初期投資は太陽光発電システムの投資回収が済んだ2017年以降から2019年11月のFIT終了までの電力収益を充てると考えれば足りそうです。
 ただし、この皮算用はこれからも太陽光発電システムが無事に発電を続けてくれることが前提ですから可成りなリスクがあるのは確かです。

HIT(4.2KW)の発電データ
1月28日(月)曇り
太陽光発電量      15.7kWh 
エネファーム発電量(おまかせ)  8.2kWh
W発電量        23.9kWh
売電量           14.7kWh
買電量          0.8kWh 
W発電自給率     239.0%
W発電設備利用率      20.3%
日照時間           7.1h
連系以来   3455日(9年168日)

コメント
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