風見鶏つうしん:2009/8開始の太陽光発電を蓄電池付き再エネに変身させてほぼ買電ゼロを実現中の報告です。

15年超稼働中の太陽光発電に蓄電池を導入し「蓄電池付き再エネ」とすることで既築住宅での「ほぼ」買電ゼロ実現を実証中です。

再エネ大国中国

2019年08月14日 | スイッチング数推移など

 「エネルギーを巡る世界の構図が大きく変わっている。太陽光や風力などの再生可能エネルギーが普及期に入り、温暖化対策に向けて化石燃料は転機を迎えた。再生エネとシェールガスの伸びは中東に依存した供給の構造も転換する。一方で日本の戦略は原子力政策をはじめとして停滞が目立つ。再生エネに進む世界を前に、日本も立ち止まってはいられない。

  
 中国・上海にあるオフィスビルの一角。風力発電機で世界5位の中国企業エンビジョンは、日本全体の規模にあたる計1億キロワットの再生エネ施設を、数十人のオペレーターで監視している。同社のシステムは電気自動車(EV)の充電設備やエレベーター、室温センサーなど約5千万の機器とネットでつながっている。集まる情報をもとに電力の需要を予測し、オペレーターが監視する太陽光や風力が順調に発電していれば、EVに充電するなどの制御をする。再生エネ施設の故障の前兆などもつかむ。
 中国企業が再生エネで存在感を高めている。国際再生可能エネルギー機関(IRENA)によると、中国では2018年までの10年間で風力の発電容量が22倍、太陽光は700倍弱に急拡大した。世界全体で風力が5倍、太陽光が33倍になったけん引役だ。水力を合わせた世界の再生エネで中国の割合は18年に30%と、2位の米国(10%)に大差をつけている。(中略)
 中国・上海の郊外。直線で約250キロメートルの間にシリコンの部材やガラス、ケーブルなどを作る企業が集まる「太陽光パネルベルト」がある。ここにあるロンジソーラーは世界6位だが、日本の需要の7割をまかなえる巨大工場を持つ。中国製のパネルは日本製より3~5割安く、17年の世界シェアは71%。かつて首位だった日本は2%だ。(中略)
 中国国内の太陽光はコストが下がり「補助金なしでも普及できるレベルに近づいている」(中国国家気候変動戦略研究・国際協力センターの李俊峰教授)。中国は15年時点で石油の60%を輸入し、再生エネは安全保障のためにも欠かせない。
 製品で市場を席巻した中国勢は技術もおさえにかかる。再生エネに関連する特許出願件数では09年に日本を抜き、首位になった。16年時点で保有する特許は約17万件と米国の1.6倍、日本の2倍に達する。機器の納入をきっかけに、工場やオフィスへの電力を最適に制御するエネルギーマネジメントでも先行する。」8/13 23:00日本経済新聞 電子版「中国席巻、風力も太陽光も 技術でも先行」より 

 先見の明の有る中国、先見の明の無い日本の現政権(いや国民かな)の為せる残念な結果でしょうか。

HIT(4.2kW)の発電データ  
8月13日(火)雨のち晴れのち大雨
太陽光発電量       12.7kWh 
エネファーム発電量(おまかせ)   3.7kWh
W発電量           16.4kWh  
売電量           6.8kWh 
買電量         8.3kWh 
W発電自給率       92.1% 
W発電設備利用率     13.9% 
日照時間        5.2h
連系以来   3652日(9年365日)
2012年と2016年が閏年でした。次は来年2020年。

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