何を考え何を想い何するの

神戸の山の暮らしから。
育児のこと、日々の手シゴト、身の廻りの自然のこと。
悩み進む楽しく愛おしい日々。

織り上がってるけど・・・

2011年02月15日 | 綴れ織(1997~2006年 爪搔き本綴れ織師)

Mafu110207

織りあがったマフラー。

最後、少し 娘が自分で ヨコ糸を通して・・・と作業をして シメに。

織り機から 外して、

織り端を結び、カット。

出ている糸を始末して 完成!

「すっごい可愛い~♪ 」と娘はご満悦。

ところどころ ヨコ糸や タテ糸で とんでいるところがあるけれど、

これは ご愛嬌。 

小さなアラは手織りらしく、ざっくりとした良い趣を感じるのだ。

でも、さすがに 幅は揃っている。

そりゃまぁ 織りを生業としていた身としては ソコはきっちり仕上げまっせ。と。

織りながら、

「おかあさんは 織物の仕事をしてたんだよ。」と娘に説明。

既に 過去形になっているが、織り機を 組み立て直す日は近し。

再度 仕事となる日はいつだろうか。

さて 

巻いてみたらこんな感じ。って写真をおさめて、アップしようと思っているのに

織りあがってから一週間、撮れていない。

完成してすぐ家の中で巻いて、鏡の前でルンルンだったのに、

外にしていこうとしないのだ!! ナゼに?

「来年の冬にするねん。」とか言ってるし・・・なんなのだ?

気に入らないということではないらしい。

想像するに、ちょっと照れくさいって感じなのか?

やいやい言うても どうしようもないので、

放っておくしかあるまい。

私としては

なかなか こんなふうな 思い切った色づかいが出来ないので、

娘の感性に刺激を受けて、楽しい織り時間だった。

娘よ、また織ろう。


クロッキー帳に思う

2011年02月11日 | 日々のこと

2/24に引越し予定。

荷物の箱詰めに ようやく取り掛かりだしたこの頃。

本やら 仕事関係のものやら 置いてある本棚から始めた。

クロッキー帳(スケッチブック)が何冊も。

メモを取ったり、まとめたり、アイデアを練ったり、スケッチしたり、

いろんなことがノートに詰まっている。

パラパラと中を見てみると、可愛らしい図案を発見した。 こんなの描いたの忘れていた。

「ピヨピヨかくれんぼ」

Note02

毎日毎日、寝ても覚めても 綴れ織りのことばかり考えていた時期。

帯だけではなく、 絵本のような 

自由で 楽しくなるようなものが織りたくて 描いていた図案だ。

コチラ↓は 綴れ織りの修行時代のノート。

Tudurenote

それぞれ、その模様の特徴や注意点、反省点、織りのポイント、などなど

織った帯の全て記録の記録が。

ふと、今さらながら 私は帯を 何本 織ったのだろうかと気になってノートをめくると、 

59本 織っていた。

他にも

デザイン事務所に努めていた頃の デザイン案のラフスケッチとか。

Note01

過去のクロッキー帳をながめながら、

今は 忘れかけていた 当時の 考えや 想いがよみがえってきた。

自分なりに ものすごく ものすごく 悶々として あがいていた20代。

その時期を経て 今がある。

今もまだ確固としたものは築けていないけれど、

幸いにして、今の仕事は楽しい。

やりたいこともいっぱいある。

今は 今で 大事に動いていれば 次に繋がっていくだろう。

そして

2月9日、

結婚15周年に入りました。

夫婦として安定してきたかなと なんとなし感じるこの頃です。