先日、
朝日新聞に 五味太郎さん が高校で授業をした記事が載っていた。(著名人が学校で授業するっていう朝日新聞の企画のやつ。)
かなり 内容に共感やった。というのは 読書感想文について。
私は どちらかというと勉強は好きな方である。が… 学校の課題でむちゃくちゃ嫌いやったもの…それが「読書感想文」と「歌のテスト」。まぁ今は後者の話はおいておくとして…
私は本が大好きな子供だった。(過去形なのは今はあまり読んでへんからね、嫌いじゃぁないけれど)
幼い頃から絵本もたっぷり与えてもらっていたし、小学生の頃は 毎週のように母と兄弟で伊丹市立図書館に行くのが楽しみやった。中学生になるまでの時期は かなり本を読んでいたと思う。ファンタジーが大好きで これは今も変わらない。
そんだけ 本が好きでも 読書感想文が大嫌いやった。
ただ単純に 本の中の世界が好きで楽しいのに、内容を整理して わざわざ作文で自分の感想を…って訳がわからへんというか、表現することが出来なくて とにかく イヤでイヤでしょうがなかった。それも読書感想文って「こう書く」みたいに決まってる節があるので それにあてはめるカタチでイヤイヤ書いて仕上げていたのを思い出す。
今なら いろんな角度で物事が見られるけれど、子供ん時はね… 良い導き方に出会っていれば良かったのやろうけれどなぁ~。ほんま。。
もし 自分の娘が 読書感想文 に行き詰まっていたら、私はどうするだろう。
五味さんみたいに 書かなくていい とは言われへんやろうな…。
けれど…
いろんな角度で 物事はみることが出来ることとか 「ない」っていう選択肢もあるということは 教えたいとは思う。
何年も前(大卒新入社員の頃)、デザイン事務所の職場で「自分の宝物」を持ってくる という社内企画が持ち上がった。私は 特にコレが宝物やというような面白いものは思いつかなかったので 身の周りの何となくサマになるものを持っていった。
結局、 「そんなこと考えたこともないから今は思いつかない。」ってことなんやけど、その時 そういう選択肢を考えることもしていなかった。
頭が懲り固まっているのだ。
私は いろんな角度で物事をみたり 考えたりすることを いつから無くし また身につけたのはいつ頃だろうか。 コリコリ頭の時期は 損してるコトがいっぱいあるやろな…
まぁ 娘には 日々そんな思いのもとで 接したいと思っている。まだ1歳7ヶ月やけどナ(^^)先の話。