大阪・京橋 カンタービレ声楽教室のブログ

レッスンの話題を中心に書いています。

レッスン風景 2/14編

2018年03月14日 | レッスン
マニフィカ カンタービレ声楽教室



T.Aさんが当教室に来て下さった当時を思い出す時にはいつも私は切なくなります。

とっても大好きで歌を勉強し始めたのに、私と出会った頃は歌うことが戦うことであるかのような状態だと仰っていました。

その彼女ですが、最近は随分と体の変化にも敏感に感じられるようになり、

「こういう風に声を出したい、だからこのようにしてみよう!」という、

一見当たり前のようですが、これは自分の意志と体の動きが伴うようになってきたということで、

体が思うように動かなかった以前を思うと大変な進歩がみられるようになりました。

今日は結婚式で歌うという曲をレッスンしました。

彼女の声にとって低声域が多いこの曲は歌いやすいとはいいにくいですが、

よくコントロールができるようになっていましたし、手直しした部分もよく直せていました。

きっと本番でいい歌が歌えると思います。



続いて、彼女も先の方と同じイニシャルなのですが、4月と5月に立て続けに本番が続いている方です。

人前で歌う機会が多い方ですが、当教室には基本もしっかり勉強したいといって通って下さっています。

今日とてもよかったのは、「維持する」という部分を実感して頂けたところだと思います。

体の使い方と同時に声も出しすくなったことを感じて頂けたのは嬉しかったです。(声もいい声でしたよ!)

それと、当教室に通うようになって体が楽になったと言って頂けたのはすごく嬉しかったです。



というのも、実は私はこっそり裏テーマなるものを心に持っていまして、「歌って体を良く保つ」ということを考えています。

体を効率よく使うととても声が出しやすくなる、効率よくとは体のバランスが整っている時ほどよくできる。

ということはよく歌が歌えるということは体にとってとてもいい状態だと言えると思います。

なので、基本、楽しく、そして自分の思うように自由に歌うがテーマですが、

その裏には体が気持ちよく動いて、そして気持ちも元気に過ごせるといいな~ということを考えています。

そんなことを思っているので、すごく嬉しかったんです。



さて、話が寄り道してしまいました。

レッスンの話に戻りますが、曲の練習では細かい動きがあるパッセージについて練習しました。

思っている以上に大きな動きを考えなくていいんだな、と分かって頂けた後はとってもスムーズになっていましたね。

私が歌っている時にどういう風に体を使っているのかをお腹を触って感じて頂いたりもしましたが、

今日のレッスンでできたことをおうちで繰り返して頂けたらなと思います。

本番を踏むとうまくなりますし、それに向けての練習も本当に楽しいですよね♪




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