cafe de sou-ryu

ほっと一息
ちょっと休憩しませんか?

猫が見てた

2010年05月22日 00時46分47秒 | soliloquy


不毛な話し合いは、一番の時間の浪費。
ホントにそう思う。

ただそれをした、って事実を残したいの?
解決の糸口すら見つけようともせずに?
それって、一体何の意味があるの?
そんな言葉が喉元から落ちそうになった。


時計の秒針が、少しずつ長針を押し出すたび
溜息まで押し出される気がする。
時間は誰の頭上にも、同じ速さで流れている。
24h=1day
それはホントにそうだろうかと訝しくなる。


言葉と行動は必ず一致するものと限らない。
大きな理想は小さな日常の延長上にあるもの。
小さな事を気にかけられない人は、
大きな事なんてできないものよ。
Do you understand it?



帰り道、ふと立ち止まって
ぼんやりと霞のような雲をまとった月を眺めてたら
一匹の猫が足許に擦り寄ってきた。

月を見上げる私を、猫が見上げる。
猫は、どんな顔をして私を見上げていたのか。
それとも、ただ月を見上げていたのか。




宗流