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~ す き こ そ も の の あ は れ な り け り ~

Kent? / Violin Type Bass

2007年09月24日 01時09分44秒 | BASS Collection
久しぶりにベースを追加しましょう。少し前にヤフオクで入手したベースです。ご覧の様にバイオリンタイプのセミアコベースですがボディ形状が珍しい左右非対称型。ブランド名が何処にも見当たらないので正確な事は分かりませんが、ヘッドのインレイや特徴的な透明樹脂でカバーされたピックアップ(ホールピースはマイナスドライバーで調整出来る様になっています)またフロントピックアップを斜めに取り付けてある事、ボディサイドのセンターバインディング等から、60年代の日本製"Kent"ブランドの物と思われます。手に入れた当初はかなりボロボロ状態でネックはグラグラ音も出ない状態でしたが、奇跡的にネックは真っ直ぐな状態。欠品も無さそうだったし大抵ボロボロで使えなくなってるブリッジカバー内のミュートスポンジもしっかり残っており、コレは何とかして使える様にしたいと、各部をバラして清掃し電気系統のクリーニングを行い各ボルト締め直し等を施しなんとまともに鳴る様になりました。よくよく見てみると非常にしっかりとした丁寧な作りでネックのバインディングは3重、0フレット仕様。中空ボディもサイドの厚みがかなりあるようでちょっとやそっとじゃ歪みそうに無い....セミアコなのにちょっと重いです。いい作りしてます。このベースに最近のギラギラした音の弦は似合わないだろうと思いブラックナイロン弦を張ろうと思ったのですが、ちょうど手元に余ってたダダリオのハーフラウンド弦を張ってみました。鳴らしてみるとコレまた見かけによらずまともなベースで箱鳴りのいい使えるベースです。ミュートを効かせてポコポコさせてやるとなかなか気持ち良いです。ちょっとコレは表に連れ出したいな~と思ってて鍵猫でコレの音的特徴を活かした曲を作りたいな....と思っているところです。

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