まず全景です。
アウトラインはMCベースそのもの。
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メイプルとウォルナットによる5ピーススルーネック構造。
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センターのメイプルには虎が出ています。
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持った瞬間アレ…?と思ったのですが、
MCにしては軽い印象です。
公式サイトのデータによると4.4kg
他のMCベースはもっとガツンと重かったよつに思います。
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見た目にはナチュラルですが厚手のポリ塗装。
手に持った時の印象が丸くソフトです。
ネックを持った瞬間感じたのですが、指板端の処理がもの凄く丁寧です。
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指板の端は丁寧に丸められ、フレットの端も指板からほんの少し内側で綺麗に丸められています。
このおかげでネックを握り込んでも全く気になりません。
非常に手間の掛かる作業だと思います。
ピックアップは初期MCのスーパー4ピックアップを復刻し木製カバーを被せた仕様。
フロント、リア共に綺麗な仕上がりです。
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コントロールはPUセレクタ3WAY-SW、Vol、Tone、Active Gain
3BAND Active EQ、アクティブEQ ON-OFFスイッチとなっています。
アクティブONにした時パッシブ時との音量差があり過ぎるので、
途中で切り替えたりするのは難しそうですが、どちらの音色も素晴らしく使える音です。
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ブリッジも元の形を良く再現しています。
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さっそく音出ししてみるとマイルドで上品。
EQをONにしてGAINを上げてやると確かにパワフルでパンチのある音になるのですが、
それにしても、品というかまとまり感を失わず非常にコントロールしやすい音です。
昔のMCシリーズのパワフルな音を期待するとちょっと裏切られます。
これは明らかにハイエンドベースの音。
この品の良さ...何かに似てる...と思ったらそう。SUGIです。
試しに最近よく聞いている「ゲスの極み乙女。」の音源に合わせて弾いてみると、
休日課長の弾くSUGIの音に非常に良く似ている。
必要以上にギラつくことなく少し押さえた感じがとてもいい音色です。
確かにMCのカタチはしているけど出て来る音はSUGIベース。
作ったのは杉本氏なんだから当たり前かも知れませんが、
これは素晴らしい誤算。それに3-BAND EQが付いてるんだから音作りも無敵です。
そして、色々いじってて発見したのですが、
ピックアップをリアのみにしてEQのハイをフルに上げます。
普通こんなことしたら耳に痛いトレブリー音になって使いモンにならんのですが、
これは面白い。コリコリと乾いた音色で耳の奥がカユくなるような。
ちょっと不思議な音色。ソロとかで使っても面白い音色です。
で、この状態でハーモニクスを出してみると5フレ、7フレとかの定位置だけじゃなく、
他のベースならほとんど鳴らない様なフレット上でも、
綺麗にハーモニクスが鳴ってとても面白い。
こんなベースは初めてです。よほど精密に作られているのでしょう。
最初は高いと思いましたが、これは...素晴らしい。
これなら全然安いと思いました。
メーカーサイトの英文テキストを直訳してみると
--
MCベースのこの記念モデルは確かにやや高価である一方、
最もワーキングミュージシャンが合理的に余裕がなく、その手の職人技を選択し、
プレイアビリティとトーンは深刻なベーシストやコレクターのための貯蓄には十分価値にする。
--
と、出て来ます。
あのMCシリーズを杉本氏に依頼し作らせた15本だけの特別仕様です。
さすが言うだけの事はあるな。。。と。
アウトラインはMCベースそのもの。
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メイプルとウォルナットによる5ピーススルーネック構造。
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センターのメイプルには虎が出ています。
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持った瞬間アレ…?と思ったのですが、
MCにしては軽い印象です。
公式サイトのデータによると4.4kg
他のMCベースはもっとガツンと重かったよつに思います。
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見た目にはナチュラルですが厚手のポリ塗装。
手に持った時の印象が丸くソフトです。
ネックを持った瞬間感じたのですが、指板端の処理がもの凄く丁寧です。
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指板の端は丁寧に丸められ、フレットの端も指板からほんの少し内側で綺麗に丸められています。
このおかげでネックを握り込んでも全く気になりません。
非常に手間の掛かる作業だと思います。
ピックアップは初期MCのスーパー4ピックアップを復刻し木製カバーを被せた仕様。
フロント、リア共に綺麗な仕上がりです。
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コントロールはPUセレクタ3WAY-SW、Vol、Tone、Active Gain
3BAND Active EQ、アクティブEQ ON-OFFスイッチとなっています。
アクティブONにした時パッシブ時との音量差があり過ぎるので、
途中で切り替えたりするのは難しそうですが、どちらの音色も素晴らしく使える音です。
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ブリッジも元の形を良く再現しています。
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さっそく音出ししてみるとマイルドで上品。
EQをONにしてGAINを上げてやると確かにパワフルでパンチのある音になるのですが、
それにしても、品というかまとまり感を失わず非常にコントロールしやすい音です。
昔のMCシリーズのパワフルな音を期待するとちょっと裏切られます。
これは明らかにハイエンドベースの音。
この品の良さ...何かに似てる...と思ったらそう。SUGIです。
試しに最近よく聞いている「ゲスの極み乙女。」の音源に合わせて弾いてみると、
休日課長の弾くSUGIの音に非常に良く似ている。
必要以上にギラつくことなく少し押さえた感じがとてもいい音色です。
確かにMCのカタチはしているけど出て来る音はSUGIベース。
作ったのは杉本氏なんだから当たり前かも知れませんが、
これは素晴らしい誤算。それに3-BAND EQが付いてるんだから音作りも無敵です。
そして、色々いじってて発見したのですが、
ピックアップをリアのみにしてEQのハイをフルに上げます。
普通こんなことしたら耳に痛いトレブリー音になって使いモンにならんのですが、
これは面白い。コリコリと乾いた音色で耳の奥がカユくなるような。
ちょっと不思議な音色。ソロとかで使っても面白い音色です。
で、この状態でハーモニクスを出してみると5フレ、7フレとかの定位置だけじゃなく、
他のベースならほとんど鳴らない様なフレット上でも、
綺麗にハーモニクスが鳴ってとても面白い。
こんなベースは初めてです。よほど精密に作られているのでしょう。
最初は高いと思いましたが、これは...素晴らしい。
これなら全然安いと思いました。
メーカーサイトの英文テキストを直訳してみると
--
MCベースのこの記念モデルは確かにやや高価である一方、
最もワーキングミュージシャンが合理的に余裕がなく、その手の職人技を選択し、
プレイアビリティとトーンは深刻なベーシストやコレクターのための貯蓄には十分価値にする。
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と、出て来ます。
あのMCシリーズを杉本氏に依頼し作らせた15本だけの特別仕様です。
さすが言うだけの事はあるな。。。と。
これはね。もうSUGIですよ。MCじゃありません。(OvO)