![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/b3/93abef6a9bdd7dcca92e1b3e8bd47591.jpg)
年代はぐっと新しくなってコレは80年代後半にイバニーズが販売していた”Power series”です。イバニーズのエフェクターはそれまでの”9series”まであきらかにMAXONのOEMだったと思うのですが、この頃からオリジナルのボディを使用した物に変わりました。で、このイバニーズのシリーズには当時 日進月歩で進化していたデジタル技術を駆使しコンパクトなストンプボックスにいかに機能を満載させるか!みたいな機種が多く中でもツマミが6つも付いたモデルがあり、それを紹介しようと思います。で、MODULATION DELAY2です。空間マルチと言ってしまえばそれまでですが、ディレイ/コーラス/フランジャーの複合機でそれぞれ軽く掛けるとそれなりに使えるのですが、コレはやはり思いっきり複合させて逝ってしまうのが粋な使い方と言うのもでしょう。D-TIME、SPEED、D-LEVEL、MODE、WIDTH、REPEATの6つのツマミからなり、REPEATやD-LEVELを上げていくと原音が何だったか分からなくなるほどブッ飛べます。まぁ。いわゆる変態エフェクターでツマミを回す事で普通は使わない域まで行けてしまうトンデモエフェクターです。裏蓋を開けてみると箱のサイズいっぱいに基盤が組まれており四角いチップが10数個....しかも基盤をめくるとその上にもう一枚小さな基盤が.....デジタルの空間系となるとその回路も複雑怪奇で凄いです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます