前進あるのみ

真面目で何事にも一生懸命に前向きにをモットーに頑張るのみ!

一人ヨロヨロツーリング 粉河登りの葛城編

2012年03月05日 | Weblog
土曜日一人気ままにツーリングのレポ 後編だよ~~~~


鍋谷を一応タイム計測後、広域農道を登って下って・・・・の繰り返し。
もー、登ったと思ったら又下り、下ったと思ったら又登らなあかんやん!・・・そんなんやったらまっすぐの
道作ってくれたらいいのに・・・
登ったり下ったりの繰り返しの道を走るとき、いつも思うことである。

道の構造上、それは出来ないんだな~ ← 私が文句を言うといつも旦那に返される言葉である。笑

広域農道も結構きついんだけど、きついならきついなりに足を使うため、ある意味、サイクリストにとっては
いいトレーニングにもなる道なのだ。
久々に走った広域農道。天気も良く、結構気持ち良く走れたような・・・喜

たちはだかる山をいとも簡単に登りたいなー・・・
私は前に見える山肌を見ながら思ったね。







広域農道をハーハー言いながら走ってる横に広がる綺麗な山並みが左手に並ぶ。
そんな綺麗な所を一人気ままに走る私。
何と素晴らしい。喜





しばらく農道を走ると前方に下の写真の標識が・・・

ここが運命の別れ道。え?違うって?笑
かつて一人で粉河寺も桜の時期に行ったことがある。
そして、チームのメンバーとも行ったことのある粉河寺。あのときはとっても面白かったな~
笑いの耐えないツーリングだった。


そして、今回はここを右手に曲がり、粉河から葛城山頂へと目指すのである。

んー、登れるかな~・・・ぐらいの不安な気持ちを持つ。
粉河ルートの葛城。久々に登る。

私の知ってるルートで一番目か二番目に勾配の優しいルート。しかし、粉河は最初がきつい。
そのきつい勾配を超えると、中盤はわりと優しい勾配となる。
神通方面も比較的易しく、冬にはうってつけのルートなんだけどね。というのも、神通ルートは登ってる間中、
日差しが当たるため、冬には温かいコースである。

今回は日陰も少しある粉河のルートから登って行くのだ。






粉河の登る入り口でセルフで記念撮影。
さて、気合入れて登るぞー~~~みたいな・・・・

牛滝や塔原ルートは約6~7kmの登りに対し、粉河ルートでは山頂まで10kmある。
距離の長い分、勾配は優しいわけだけど、長いよね。汗

それに最初の勾配はきついため、最初のふんぎりが大事なんだ~ だから気合を入れるため、よっしゃー、
登るぞーと自分に渇をいれ、勢いを付けて登って行く。






ガードレールをつたって上に登って行くルート。
ここから上のガードレールが見える。ということは、鋭角に曲がって折り返すように左にカーブして上に登る。
短期間の間にかなり上まで登る。
ここは、ちょっとつづら折れになっており、旦那がよく言うルートは、通称日本のラルプデュエズや・・と・・・

よく、ツールドフランスの山岳ステージで、ラルプデュエズという山が出てくるんだけど、本物の
所はかなりのつづら折れになっている。
それに比べるとかなりレベルは落ちるけれど、日本のラルプデュエズだ・・・と言っているのだ。
写真ではわかりにくいけれど、ここはかなりの勾配があるんだよ。


そこをえっちらおっちら、しんどいなー・・・と思いつつ、ゆっくり登って行く。
ははは、ゆっくりとでないと登れないんだなー。汗 






けどね、苦しいけど登って行くとやっぱり綺麗な景色が目の前に広がる。
その景色を見ると一気にしんどいのが消えはしないけど、癒される感じがする。

その景色はしんどい思いをした人にだけ与えられるご褒美なのさ。
見るとやっぱり来て良かったなーという実感があり、気分一心、又登ろう・・・という気にさえさせてくれる。
そんな光景が私に、登ろうという気にかりたたせるのだ。






登りながら私は自分のシルエットを見る。

しんどそうにあえいでいる。
うーーー、誰か後ろから引っ張ってる?と言いたくもなるような足の重さ。

久々に登った粉河ルート。確か、一番優しいルートだったはずなんだけど・・・
やっぱりきつい・・・

くじけそうになる気持ち。んー、誰かどうにかして~~~ この足の重さを・・・

時折北風が前から吹いてくる。冷たい風だけど身体が温まってるから苦にはならない。
むしろ気持ちいい風が顔に当たる。

けど、依然足は重く、いくらか重りを載せてるかのような感覚にさいなまれる。
距離も長く感じる。
神通ルートとの分岐点はまだかな?ここ曲がってからちょっと行ったら合流地点やったかな?
自問自答をしながらえっちらおっちら、マイペースで登って行く。

あー、さっき鍋谷でタイム計るのに、いつもより一生懸命走ったからかな?
いっこうに登りのペースがつかめない。むしろ、ダンシングしてもしんどく、続かない。

すったもんだを繰り返し登って行く。
登らなければ大阪へは帰れない。だから意地でも登って行く。





途中止まりそうな勢いになりながらでも、何とか神通との分岐点のところまで悪戦苦闘の末、たどり着く。
あ~~ やっとここまでたどり着いた。喜
私はホッと胸をなでおろし、その場にへたりこむ。←あー、情けない。汗

けど、今の私にはこれが精一杯だった。

そして自転車を置いて一旦写真を撮る。







そして分岐点を過ぎ、しばらく走ると、私を歓迎してくれるかのような看板が・・・喜

”ようこそ、ハイランドパーク粉河へ”の文字が・・・喜

うんうん、私は何とかやってきたよ~~~と言いたくもなる。喜

山頂に行く途中にこの看板があり、途中に景色のいい所を通過し、ようやく山頂へとゴールできるのだ。喜





冬でもしっかりとした緑の葉っぱをつける木々。
ここもよく通るけど、しっかりと写真を撮ることがなかったから、せっかくだからと撮った写真が下の写真。





こんな綺麗な山間の景色を見れるとあらば、どんなにしんどくても登りたいって思うよね。
しかも、自分の足で登りきれたときに見る素晴らしい光景・・・車で来たら当然楽なんだけど、なんか
あじけないんだよね。

苦労して、しんどい思いをし、汗だくになりながら必死に登ってくるからこそ、おいしい空気、素晴らしい光景が
目に飛び込んでくる。
足は当然疲れてヘロヘロになるけれど、その分やっぱり嬉しさは倍増だね。

葛城は何回も登っても、又登りたい・・という気にさえさせてくれる。
自転車馬鹿と言われても構わない。なんでそんなしんどいことするん?と言われてもいとまない。
自分の足で登ってくるから大きな意味があるんだよ・・・と言いたい。

私は、きついとき、いつも自分を常に信じて登る。そう、自分に自信を持って登る。
私だから登れる。私でも登ってみせる。・・・みたいな強い意志を持って登る。
そのときによってペースは遅くても別にいいのさ。登ることに大きな意味があるのだから・・・
そう、上を向いて登るのみ。





こんな私でも登ってるんだよ。
私で登れるんだもん。皆ならちょちょいのちょい・・と登ってるんだろうな~ 驚

私なんてヒョロヒョロと止まりそうになりながら、やっとのことで登れるレベル。汗
特にこの日はそんな感じだったよ。ほんと・・・
足に重りを付けて登ってるような感覚、もしくはほんとに誰か後ろから引っ張ってるような感覚・・・

んーーーしんどい~~~と何回思ったことか・・・

けど、写真のときにはピースをすることを怠らない。笑





どうにかこうにか山頂に到着~~~
あーーーやっと着いた~~~ なんと長い登りに感じたことか・・・

あ、途中、久々にO家さんと遭った。
久々に少しお話させてもらった。元気そうで安心した。
そういえば、遼君とパパさん、最近見ないけどどうしてるんだろう?
めっきり、葛城にも登ってきてないけど・・・汗

とにかく疲れ果ててしまった私。疲労困憊状態だったね~ 汗







疲れたときに食べよう・・・と持っていたのがクランキーチョコ。
そして山頂で買ったココアで、糖分補給。
これでエネルギー復活である。喜

このときに食べたチョコは最高においしかったな~ 喜


あ、ここで一つ・・・
以前投稿した葛城山頂の茶店の話。3月末まで休みって書いたけど、間違ってた。汗
3月末で閉鎖になるんだって。
河合さんのブログ記事により、自分が間違って認識していたことに気付く。
河合さん、ありがとうございます。喜

けど、ここがなくなったら困るんだけどなー。葛城登ってきたらどこで補給しようか・・・
ハイランドパークは自販機はあるものの、食べるところはないし、途中の店は、常に開いてるのかどうか
不明だし・・・汗
又考えなきゃね。汗






いつまでも慣れ親しんでいる葛城山。
何人ものサイクリストが集う葛城山。そして出会いも多かったのが葛城山。
というのも、やっぱり山頂でゆっくりする機会が多く、サイクリストとの交流も必然的に多くなり、仲良くなる
きっかけがあるのが葛城山。それもこれも、茶店があるからだったわけなんだけど・・・

誰か引き続き、営業してくれたらいいんだろうけど、そういうわけにもいかないんだろうね。汗
建物自体は残るんだろうか?
岸和○ツー○ングの登頂記録はそのままつるしておいてもらえるんだろうか?
色んなことを考えてしまった。

少なくともこの下の看板は残るだろう。
神社もあるし、看板も付けてもらたとこだし・・・

色んな思い入れの深い葛城山。
このままずっと賑わっていてほしい葛城山頂である。






そしていつもなら塔原に下るのが圧倒的に多いんだけど、この日は久々に牛滝方面へ降りてみよう・・・と
牛滝へ下っていくことに・・・

登ることが多い牛滝ルート。
何年ぶりかな?牛滝へ向かって降りていくのって・・・

だから滅多に写真も撮らないんだけど、牛滝ルートでも下の2枚の写真のように、綺麗な景色が広がっている
所があるんだよ。

ゆっくり見ることがなかなかない景色なだけに、私はしばらくうっとりと眺めていた。
凄く絵に描いたような景色。まるで、油絵?と目を疑うような景色に見えたのは私だけ?



険しいけれど、優しさを持ってるような、そんな感じの山の景色をしばらく堪能した私。

そしてこのあと、ずっと下って行ったんだけど、なかなか牛滝もきついコースなんだなー・・・と
改めて実感したね。

いつもえっちらおっちら登るから、登ることに必死であまり勾配のことなんか考えてる余裕はなく、ひたすら
前にある登り坂を一心不乱に登るんだけど、こんな勾配のところを私たちって登ってるんやなー・・・と
改めて勾配のきつさにびっくりしながら、この日は下って行った。

とくに登り始めのモルタルのとこ。
かなりそこはきついよね。

インナーの一番軽いギアにしてもいつもギアが足りなく感じるところ。
しかし、足をつくのは意地でもしない箇所。
下りで下ハンを持ってブレーキをかけながら降りていっても手が疲れる。
とくにこの日は車が後ろに来ていたため、結構いいペースで下って行ってた。






体制を後ろ重心にしながらきつい勾配を下って行ったけど、やっぱり手は疲れたね。
ワー、こんなとこ、いつも登ってるんやなー・・・・と改めて自分で自分にびっくりした日だった。苦笑


この日の走行距離は75kmだったけど、一人で100kmほど走ったような疲労感が全身を覆っていた。
いや、120kmぐらい走ったような疲労感かな。汗
昔は鍋谷~葛城ルートで走ってもわりと平気だったのに・・・

そしてこの翌日は、元気にチーム練に参加した私。

いつまでも元気に走っていたい・・・それが私の永遠の夢である。