前進あるのみ

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急遽予定変更チーム練葛城へ 後編

2012年03月27日 | Weblog
風の強く気温も低い日曜日。
梅林ツーの予定を急遽葛城山へと変更し、チーム練を葛城登頂としたこの日、皆でそろって、ペダルを踏む。


皆でゾロゾロと塔原から頂上目指して登りだすメンバー。

天気は最高によく、空気も澄んでカラッとしている。
ツク○さんが行ったのをきっかけに、スタートをきったのだった。








普段は多くても10人までで登る葛城。
今回は12人での登頂となる。
けど、これだけ多くの人が一気に上がっていくのを写真で収めれるとは思っておらず、ちょっと嬉しかったかも・・
滅多にこういう光景は撮れないかも・・・喜

足に自信のある人も、そうでない人も、久々に葛城に登るという人も、中には久々にチーム練参加なのに
いきなりチーム練が葛城・・という人もいた。まあ、N阪さんは普段トライアスリートだから大丈夫だっただろう。


私もマイペースで踏み出す。
写真を撮っていたため、ちょっと皆からは出遅れる。汗
待って~~~~~ 汗

私も急いで登り始めた。










普段でも速いK村さんやチュータさんは既に姿が見えなくなってはいたものの、しばらく走るとメンバーを発見。
良かった。

そして私もその後ろでしばらく走っていた。








永○さんやツク○さんが少し前で走っているのを発見。

その少し後ろでジンさんやN阪さん、ななしさんや佐々○さんたちが登っていたのだ。

皆でワキアイアイと登る。まったりと走りながら、しかしペダルはしっかりと踏む。
登り方の話や、色んな話をしながら・・・
一人でもくもくと走ると、どうしても息が浅くなり、人としゃべりながら登ると、酸素が十分肺に行き渡るため、
呼吸が楽って知ってた?
あまりにもしんどすぎたら、返ってしゃべる方がしんどくはなるものの、特にタイムなんかを計っていなかったら、
会話しながら走れるペースで走ると、随分楽に登れるんだよ。


この日、私はジンさんと結構話しながら登った。
その近くにずっと佐々○さんとN阪さんもいて、私はジンさんに最近の登り方を教わった。
こんなことに気をつけながら走ってる・・・という意見。フムフム・・・私はちょっと参考にさせてもらった。

そう、ジンさんは、私が一番目標にしている人。ジンさんも、私に出来ることならずっとついてきてほしいと
思ってくれている。とはいうものの、どう頑張っても、いくらついていきたくても足がついていかないんだよね。汗
だから、私は出来るだけジンさんがどのようにして、どんな所に気をつけながら、どこに意識を集中して走っているか、
凄く興味津々なのだ。
まだまだ試しながら踏んでいる状態の私。なかなか、自分にしっくりくる登り方を見つけれないでいるのだ。


そして、ジンさんはまだまだ進化し続けている。タイムを伸ばし続けている。
ということは、私は、ジンさんは私よりも年上。ははは、私の方が若いのさ。喜 ということは、ジンさんが進化
し続けれているということは、私にだってまだまだ伸びしろがあるんじゃない?喜

うまく、自分の登り方を見つければ、まだまだ速くなれるチャンスがあると見た。喜
男の人と女の人とでは、どうしても筋肉量とか、力の具合なんかは違うけれど、努力次第でまだまだ諦めるのは
速いもんね。
いち早く、自分に合った走り方を見つけれたらこっちのものかも~~~~みたいな。。。笑

けど、まあ、私は楽しく走る、ほどよく走る・・・が長く自転車を続ける秘訣だと思っているから、無理して故障
でもする方が面白くないもんね。身体をいたわりつつ、自転車を乗りこなしたい。







ジンさんは、私に合わせて走ってくれていて、いつもこのぐらいのペースで走ってるんだったら、全然問題ない
んじゃない?って言ってはくれるものの、やっぱり登りは遅くなってるんだよ~~~~~
それに登るのも重く感じる。
まあ、この日、久々にダブルギアで登れたこと自体に私は嬉しかったわけだけど・・・・
きつい所では6km/hぐらいに落ちるけど、平均7~9km/hぐらいで登れてたかな。

塔原のコースも熟知している私は、この先はこんな感じだ・・・合流まではもうちょっとある・・・と説明。


そしてようやく牛滝との合流地点へ。

そしてここからはジンさん・N阪さんは一気にダッシュして登っていったのだ。
私はダッシュすることは出来ず、マイペースで走り続ける。

ここは、ほんの1~2ヶ月前は、綺麗な雪景色、白銀の世界が広がっていた場所。
まだ草木は真冬そのもので、新芽一つ出ていないけれど、これからゆっくりと春の準備を進めていくんだろうね。

雪の積もりたてのときには、ソリを持った小さい子が滑って遊ぶ場所。
そんな人たちが、マウンテンで登る私達の姿を見て驚く人が多い。頑張って~と声をかけてくれる人、
なかには耐寒登山をしている人たちに声をかけてもらう。
そう、葛城は自転車だけでなく、色んな人との出会いもあるのだ。
だからやめられない。止まらない・・・かっつらぎさん!ってね。喜






そしてようやく葛城山頂へと到着~~~~

既に小屋の前の屋根の部分は剥がされていた。
話から聞くと、この建物の右半分は市のものらしく、返さないといけないとのことで、取り壊されるらしい。
左半分はそのまま残るとのことだった。

しかし、人がいなくなると、荒れてくるんだろうね。泣
ちょっと寂しい気がする。ちょっと・・・というか、だいぶ・・・・泣

けど、葛城常連のサイクリストさん、茶店はなくなっちゃうけれど、懲りずに葛城には登りに来ようね。
そして自転車談義をしようね。
茶店がなくなるからもう葛城登らない・・・なんてことのないように!店はなくなるけれど、たくさんの
サイクリストの出会いの発祥の地、葛城山は健在なんだから・・・・
そのまま引き続いて頑張って岸和○ツー○ングの登頂記録に名前を残そうね。

情報では、左側にある大きな松の木の下のフェンスに登頂記録を移動しているみたいだよ。喜
久々に植○ヤシさんも車でこの日、葛城に顔を出していたようだ。






そして、しばらくして、ツク○さんも無事到着~~~

速い!思ったよりも速かった。
ツク○さんは、皆待たせたら悪いからと思い、頑張って休憩せずに一気に上がってきたという。
御歳60歳を越えている人なんだよ。けど、本当に登りに強い人。
自分では遅いとか、皆の足を引っ張って悪い・・と謙虚に言っているけれど、なんのその!
ほんと、登りに強い人。
私も歳いってもこうして頑張っていつまでも葛城登頂や、長距離を走りたいものだ。

ほんと尊敬できる人。








そして看板の周りにズラズラと自転車が並ぶ。
いい光景。

ここで、車で葛城に来ていた女性から声をかけられた。ここまで自転車で登ってきた・・・というと、たいそう
びっくりされた。
で、普段でも吉野行ったり色々する・・と言うと、これまた一層びっくりされた。
一般の女性なら多分考えられないことをしているように思われるんだろうね。
そりゃそうだ。会社の人でも、私ぐらいだもんね。現役でバリバリ運動してるのって・・・・苦笑






そして神社前の階段のところでツク○さんと一緒に2ショットを撮ってもらう。

ツク○さんは、葛城を久々に登った。頑張って登った。
疲れた~~~~、もうええわ~と言っていたけど、まだまだ登れる人なんだよ~~~~~~

休憩しながら登るだろうと思ってはいたものの、一気に登ってきたというから驚きだった。
ほんと尊敬してしまう。

ツク○さんは、チーム練で走っていてもあまり足は疲れないという。それだけ体力があるんじゃないかな。
私ならすぐにヘタってしまうんだけど・・・・余力がなくなってしまうのだ。汗
なのにツク○さんはいくら走っても足は疲れない・・・って・・・驚

凄い人だ。驚






そして、まだ登っているメンバーもいたんだけど、なかなか登ってこないから、早く帰りたい人は一足先に
下山していくことに・・・・

ということで、下る前に今いるメンバーで記念撮影を・・・と撮ったのが下の写真。
本当は12人揃って山頂で撮りたかったんだけど、用事のある人もいるから仕方あるまい。

元気な面々で楽しく記念撮影した。喜






そして、残念ながら先を急ぐメンバーでもう一度記念撮影。
おっと、チュータさんも先に下山したんだけど、ここに映ってなかったね。汗

気をつけて~~~

後で聞く話によると、ゆっくり登っていた旦那たちとすれ違ったらしい。







そして私達が登ってから30分してようやく登ってきたななしさんと、奥に旦那の姿が・・・

よく見ると、あれ~~~自転車が旦那のを乗っているななしさん。そして旦那のを見ると赤い自転車・・・

そう、自転車を取替えっこして登ってきていたのだ。

この自転車登りやすい~~~と嬉しそうなななしさん。
ね、普段こんな軽い自転車に乗ってるってずるいでしょ。笑

ダンシングが普段多いななしさん、一気に旦那の自転車が気に入ったそうな。喜





そしてゆっくり旦那もゴール。

遅かったな~というと、永○さんが何回も止まるから・・・それに付き合ってた・・・とのことだった。

ははは、なんか、赤の自転車も似合うな~
身長がななしさんと同じだから取替えっこできるんだ~ ある意味羨ましい。
私はナカヤ○さんの自転車とは合うんだけど・・・特に最近買ったMTB・・・一度乗らせてもらって実は一気に
気に入ってる私。え?狙ってるやろって?笑 ハイ!そうです。笑 
まあ、それはおいといて・・・と・・・・






そしてようやくヘロヘロ状態になりながらも永○さん到着~~
はい、お疲れさん。

お待たせお待たせ・・・とちょっと苦笑いの永○さん。

一緒に登るのはほんと、久々だった。
けど、よく頑張る人だよ。面倒見も凄くいい人。
普段おちゃらけたことを言って場を盛り上げる隊長さん。
いざというときは頼りになる人。







そして、再び残ったメンバーで記念撮影。
皆感無量・・・といった感じ。






そして茶店の中に入ると、こんな手紙が置かれていた。

ちょっと寂しいけどこれが現実。

店の人に話をきくと、やっぱり採算が取れないみたい。
やってても段々厳しくなってきていたんだとか・・・

そして、仙人さんとおばあちゃんが、両方身体を壊して病院で療養されているという。
それで、店を閉めることにしたんだとか・・・・

メッセージを書いてください・・・といわれ、励ましのメッセと今までお世話になった感謝の気持ちを
書かせてもらった。







と、そこへ、またまた葛城常連さんのモトワ○さんが来たではないか。
ほぼ、9割の確率で遭う人。
実は見てたんじゃないかな・私たちが登るのを・・・笑

いつもこの人も元気で疲れ知らずな人である。






茶店でこうしてたわむれることが出来るのもこの日で最後である。
ちょっと寂しい気もするけれど、茶店は開店50周年だったみたいだね。
生まれる前から存在していた山頂の茶店。ここで終止符とは寂しすぎる。

誰か後を引き継いでくれる人っていないのかな?
是非、露店でもいいからやってくれる人、いてくれたらいいのに・・・

そしたらこのまま人が集まれる場所が出来て、活性化するんだろうけど・・・

ほんと、寂しい気で一杯だよね。泣

すっかり店の人とも顔なじみになり、今日は一人?とか、この寒くて雪あるのに登って来たん?と
明るい声で接してくれた人たち。
団欒を楽しめる場所でもあったのだ。







その店の店員さんと、最後に2ショットを撮ってもらった。

今までありがとう~と声を掛け、感謝の意を表せた。
ほんと、明るくて気さくな人だった。

又遭えるかな?遭いたいね。町のどこかで・・・・

冗談を言い合い、楽しく過ごせたこの場所も、中澤さんがいてくれたからこそ、楽しい時間だったのだ。
頑張って登ってきても、中澤さんと又おしゃべりできる・・・と思えるからこそ、登ってこれた。

この次、登ってきてももう遭えないのはわかってるけれど、それでも私は又登ってきたい。
葛城は消えるわけじゃないのだから・・・・
そして出会いの場所でもあるのだから・・・・






そして、看板のところで女性美人所の3人衆で揃っての記念撮影。
ん~ 画になるね~~~~

一時期、看板が取れて落ちていたけど、元に戻ってて良かった良かった。喜






そして気をつけて下ってきた私達。
やっぱり下りは寒かった~~~~

皆寒い寒い・・・と言っていた。

とそこへ、山頂では見かけなかったルーキーK村さん・・・
あれ?看板でそういえば一緒に撮ってなかったよね?と確認。
実は、元気すぎる、力の有り余ってるK村さんは何とこの間の時間で2葛していたのだった。驚

下まで降りてきて、追いつくかと思ってたけど追いつけなかった・・とか・・・驚
何とも元気なK村さんだ。驚

と、山頂で一緒に写真を撮れなかったとあって、下山してきてから一緒に2ショットの写真を撮った。喜

K村さんもとっても元気だけれど、元気さでは私も負けてないんだから。笑








そして冷えた身体を暖めるべく、温かい飲み物を買って飲んだ。
このときのココアはおいしかったな~






チーム練が急遽葛城に変わった日だったけど、皆で楽しくワイワイしながら走れたからとっても楽しかった。

茶店は閉まっちゃうけど、又葛城山は登ろうね。
葛城山頂が皆を待っている。静かにたたずみ、頑張って登ってくる姿を黙って見つめながら密かに応援してくれる
葛城山。
季節が変われば又違う姿を見せてくれる葛城山。
季節を痛感できるのが凄く素敵な山である。

幼馴染のくぅちゃんとこの子供さんも最近やけにヒルクライムにはまって、頑張っているらしい。
こりゃ、一緒に葛城登るのが楽しみだ。

と、やっぱり再び葛城に来ることを約束して帰った私達。

そう、サイクリストは葛城なしではいられないのだ。って大げさ?笑

苦しいけれど、楽しい登り。登りがあるから楽しいって思える。
そんな自分が不思議だね。