前進あるのみ

真面目で何事にも一生懸命に前向きにをモットーに頑張るのみ!

楽しかった岡山エンデューロレースレポ その3

2012年03月14日 | Weblog
レースはまだまだ長丁場を要する。
しかし、しっかりとマトリックスの実業団は、一定のハイスピードを保って走る。
走っていてもスーッと抜かされる。あー、マトリックスの人たちなら仕方ないや・・・と黙って見送る。
そりゃ、実業団もバリバリで走っている現役選手だもん。私たちとはレベルが違いすぎる。汗

恐らくこの人たちにとっては、いいトレーニングとでもいうべきなんだろうね。驚
走りのフォームに一切ムラやロスがなく、時間がたってもフォームも崩すことなく走っていく。
あー、私もこんなふうに走りたいものだ。汗

当然、脚力に自信のある選手は、マトリックスの選手のあとについて、しっかりと走っている。凄いよね。







旦那もまだまだカメラを探し、ポーズをして走る。この人もある意味、ターミネーターと呼ぶにふさわしい人。
私はしんどくなったら息にくるから外から見てもしんどそう・・・てすぐにわかるんだけれど、旦那はあまり
息にはこず、足にくると言う。
ちゃめっ気たっぷりの旦那は、やっぱり愛嬌を振りまくのか?笑

けど、集団についてしっかりと走ってるんだよ。決してゆっくりのペースで走ってるわけじゃないんだけど、
カメラを見つけると自分はここだよ~~~というアピールをしっかりとする旦那。笑






そして走ってる私の後ろ姿を撮ってもらったのが下の写真。

おっと、この時は運悪く私がスリップストリーム役になっているではないか!
そう、時と場合によっては利用されるときもある。






疲れて帰ってきた私が、頼みの綱、TSUDAさんにアンクルバンドを渡し、願いを託す。
私はしんどすぎて思わず苦笑い?汗

1周の距離は3.7kmのコース。3.7km・・・と聞くと、距離は短い・・・と思いきや、いざ走ってみると
とっても長く感じるのは私だけ?汗 この時の3.7kmはとっても長く感じた。

しかし、人の力を利用できるときは、とっても軽快に、速く走れる。
ほんと、不思議な体験だったね。
走ってるときは、常にカモを探す。自分と同じぐらいのレベルで走ってそうな人の後ろにピタッとついて走る。
すると、とっても楽に走れるのだ。しかも、周りの人をどんどん抜いていけるときの爽快感ったらありゃしない。喜
昼前から少しずつ風が強まりつつあった。ならば、これからの方が人の後ろについて走る方がベターだと、誰もが
考えたんじゃないかな。

私は走るとき、常に風向きや風の強さを気にする。なぜなら、自転車という競技は風の強さによって大きく変動する
乗り物だから・・・普段の通勤のときでもそう。どっち向きの風がどのぐらいの強さで吹いているかを、毎朝ネットで
チェックしてから会社に行くのが常。それによって体力の消耗が全然違うからだ。


けど、TSUDAさんにいたっては、風が強かろうが弱かろうが全然関係ないといった力強い走りをするのがいいよね。
パワーのある人だから・・・
そして、そのままビューンと飛び出していったのは言うまでもない。驚


と、そこへ、lesserさん・・と呼んでくれる女の人の声が・・・喜






以前、葛城に登ったときに、たくさんのサイクリストさんとの出会いがあったとき、丁度チームの何人かと
登ってきてた、枚方のあっちゃんが私を見つけ、声をかけてきてくれたのだ。
始め、私は、わからず、きょとん・・としていると、”あっちゃんです”と名乗ってくれて、あ~~~~~~~
こんにちは~~~~~~~~と私はテンション上がりまくりだった。

まさか、ここで偶然再会できるとは思ってもみなかったのだ。
また、いつか葛城で会えるかなーとは思っていたものの、いつ遭えるかも検討も付いていなかったのだ。

あっちゃんも、7耐に出場していたのだ。喜

コースで走っている私をあっちゃんが見つけてくれ、偶然、スタンバイしているピットも近くで、私がピットに
走るのを見てくれていたのだ。そして声を掛けてくれたのだ。喜
私は凄くうれしかった。大喜 感激した。喜

そして早速記念撮影させてもらった。






そして又話が弾む弾む!
ははは、私にかかったらとどまるところを知らないのさ。笑

今度何のレースに出場予定か?葛城の茶店が閉鎖になることを知っているか・・など、色々話して、面白かった。

ほんと、ここで再会できるとは思ってもおらず、あっちゃんも喜んでくれた。私も凄く嬉しかった。

又、どこかのレース会場でお会いできることを楽しみにしていま~~~~っすよ~~~~
見かけたら是非声を掛けて下さ~~~~~い。
大いに話に華を咲かせましょう。喜


と、私たちが話に夢中になっているころ・・・・






TSUDAさんが無事に戻ってきて、次の走者、ジンさんにアンクルバンド、命の綱をバトンタッチ。

思いっきり走って帰ってきたtsudaさんは疲れ果てた様子でうなだれる。そして今度は任せといて!と
力強くジンさんは走っていったのだ。





コース上で再び元気良く走っているナカヤ○さんを発見。
ナカヤ○さんもこちらを見つけ、この後両手を万歳してポーズしてくれたんだけど、ちょっとシャッターチャンスが
速かった。汗

まだまだ余裕の表情をしながら力強く走って行った。








そしてジンさんもしっかりとスリップストリームを利用し、体力を温存しながらイーブンペースで走っている。

頑張って~~~

ジンさんもこちらの存在に気付き、ガッツポーズで元気さをアピールしてくれた。喜






面白かったのが再びジンさんの姿をホームストレートで発見したときだった。

あ、ジンさんや・・・と、その後ろにちゃっかりしっかりスリップストリームとしてジンさんを利用する
ナカヤ○さんの姿が・・・笑

そして後ろのナカヤ○さんはニコッと嬉しそう。笑
2人とも余裕でカメラ目線だ。喜

これまたベストショットが撮れたね。嬉

一回だけ休憩していたナカヤ○さん。けど、その後ずっと走っていたから相当体力を使っていただろうけれど、
それでもこの後の登りでジンさんを追い抜こうとデッドヒートしてたらしい。後からジンさんに聞いた。
凄い体力の持ち主だ・・と・・・

細くて小柄なナカヤ○さん。それでもしっかり走れるんだもんね。
私ももっと単独でも独走力を高く保ちたい。理想と現実は違うし、現実はそんなに甘くはないのはわかっている。
けど、私も夢と希望は捨てたくない。私にだっていつか出来るはず・・・そしてそれを信じて走りたい。







旦那は淡々と走る。
しっかり人の後ろについてるときもあれば、やはりタイミング悪く単独で走っている周回もあった。
いつもいつも人の後ろにつけるわけじゃないのがエンデューロの面白いところかも・・・









ピットでは走ってきて疲労困憊状態になったS口さんが戻ってきて、次の走者に交代する。
お疲れさん。








そして、4時間が経過し、4時間でのカテゴリーの人がコース上から去ったときの私の走る出番がやってきた。
4時間で走っていた選手が去った後、スリップストリームを利用できるタイミングが難しいことは走る前から
わかっていた。

その心配が、案の定的中。

走れど走れど、いいカモになってくれる選手がいないではないか。1周目・・・ずっと単独一人での走行。
風もきつく、おまけに段々寒さが厳しくなってくる。時折どこからともなく雪がちらつく。
後ろを見ても誰もいない。

走っていると前に選手がいる。あの人をスリップストリームとして利用させてもらおう・・と一生懸命こいで
追いつく。思ったよりその選手は遅く、ペースが乱され、私はあっさりとその人を抜く。

まともな向かい風に合わせ、走っている疲労感で足が疲労困憊状態に・・
んーーーー、しんどい~~

誰かいいカモおれへんのかな?
後ろを振り返るもタイミング悪く誰もいない・・・
わー、きつ~~~~い。

そんなこんなでホームストレートに帰ってくるも、やっぱり私は単独一人旅。これほどしんどい周回はなかったね。

その最高にしんどかった周回のときに撮ってもらったのが下の写真。
え?笑ってるって?
あの、人間ってしんどすぎたらなぜか笑けてくるって知ってた?
過去にも何度も経験してるんだけど、登りや平地で自分の限界を超えて走ってるときって、なぜかわからないけど、
笑けてくるんだ~~

下の写真は正にそんなときだったのだ。驚






TSUDAさんは単独のときでも勢いが違う。
スリップストリームを利用するにも、皆が遅いからペースを乱されるんだとか・・・

ははは、私とは又全然格が違う 驚

風に立ち向かい、強風をもろともしない力強さ。
ある意味凄く羨ましい。






そしてピットからこれまた元気良く出発しようとするジンさんを発見。
これからコースを走れるとあってとっても嬉しそう。喜

皆楽しい時間を、ここ、岡山サーキットで過ごしているのだ。






そしてこの出番で最後かな~という巡回のとき、さっきの単独一人旅とは違って、最初の交代して出発したときから
11番のゼッケンを付けた選手が私とほぼ同じペースで走っていた。
あ、いいカモ発見!私はその人の後ろについて走っていく。

登りでちょっとペースが落ちたのを見計らい、隣で走っている選手に乗り換えてついていこうとするも、途中で
脱落してしまう。そんなとき、私の後ろでスリップストリームを利用しながら走って体力を温存していた11番の
選手が再び私の前へ出てくれる。
あー、助かった・・・

最後の巡回のとき、この人とうまく連携しながら走れたのは嬉しかった。

私が前に行き、しんどそうにしていたらスッと前に出てくれる。お互い、持ちつ持たれつ・・・のいい関係で
走っていた。
助かった。おかげでペースを落とすことなく、協調体制で走ることができた。喜






そして次の走者、TSUDAさんにアンクルバンドを託し、走り終えたときの満足げな私の姿を旦那が撮影してくれた。

お疲れさん・・・と声を掛けてくれる。

しんどかったけど、楽しかった~~~の気持ちの方が勝つレースだった。





そしていよいよレースは終盤を迎えるのだった。

まだレポは続くよ。
今日はここまで。
又ね~~