昨日本ブログでご紹介した第12回STI政策シンポジウムの主テーマ「大学の研究力」についてですが、ここでいう「研究力」とは、画期的な成果を挙げて世界中の研究者から注目されるような研究成果を生み出す力のことです。研究力を定量的に測定する指標として「Top10%補正論文数」があります。研究者は研究成果を論文にして自分が参加している学会の学会誌に投稿します。その論文が査読を経て学会誌に掲載されたあと、そ . . . 本文を読む
昨日2月19日に福岡市中心部の中洲川端駅前のアクア博多にて第12回STI政策シンポジウムを開催いたしました。今回のテーマは「研究力とは何か ―『大学改革』の行方を問う」でした。開催の趣旨は次のようなことです。-近年、国内の「大学改革」をめぐる議論は、科学技術イノベーション政策の文脈でも、個別大学の改革案の策定においても、主として「研究力」の強化を目標として掲げています。しかし、それらの議論は、そ . . . 本文を読む
去る16日に本ブログでご紹介した謎の氷火山が存在する準惑星ケレスに、将来人類の居住地を作るという興味深いアイディアを展開している論文がありました(注)。フィンランド気象研究所のPekka Janhunen氏の提案によるものです。その提案によりますと、準惑星ケレスの軌道上にスペースコロニーを建設し、その内部を人類の居住地にするというものです。スペースコロニーはSFアニメなどで有名です。長さ30キロ . . . 本文を読む
本日は二十四節気の「雨水」(うすい)ですね。2月中旬以降は、雪や氷が解けて水となり、雪が雨に変わって降るという意味合いからその名が付いているそうです。しかし本日の福岡市内の最高気温は6℃でした。まだまだ寒さが続いています。 . . . 本文を読む
冥王星は、かつては太陽から最遠の平均約59億キロのかなたにある太陽系9番目の惑星でしたが、2006年に惑星の定義が変更され「準惑星」にされてしましました。その後、2015年7月にNASAの探査機「ニューホライズンズ」が接近観測を行い赤みを帯びた地表、起伏の多い地形、氷でできた巨大なハート形模様-冥王星発見者の故クライド・トンボー博士にちなんでトンボー領域と命名されました(上の写真です)―などの数 . . . 本文を読む