博多住吉通信(旧六本松通信)

 ブログ主が2022年12月から居住を始めた福岡市博多区住吉の生活や都市環境をお伝えします。

未来の二つの顔

2010年07月14日 | SF
 SF作家のジェイムズ・P・ホーガン氏が、7月12日(月)にアイルランドの自宅で逝去されたそうです。69歳だったそうです。まだまだ作品を書いていただきたかったです・・・ ソースです ⇒ http://www.tsogen.co.jp/news/2010/07/10071314.html  初めて氏の作品を読んだのは大学3年(20歳位)の頃でした。「星を継ぐもの」(創元SF文庫1980年)でした。あ . . . 本文を読む

「超人間プラスX」

2010年01月18日 | SF
 SF作家・翻訳家の小隅黎(本名:柴野拓美)さんが16日に肺炎のため亡くなりました。83歳でした。小隅さんは東京工業大学卒業後、高校で数学を教えながら数多くの海外SF作品を日本に紹介されたほか、日本では初のSF同人誌「宇宙塵」創刊や日本SF大会の創設に携わるなど、日本にSF文学を定着させることに大きな貢献をされた方です。J.P.ホーガン、E.E.スミス、ハル・クレメントなどの有名作家のおなじみの作 . . . 本文を読む

ハイ・ストレンジネスな・・・

2008年02月22日 | SF
 ハイ・ストレンジネスとは「大変奇妙な」といった意味です。  『神は沈黙せず』では、「サイモントン事件」が例に挙げられています(188頁)。  1961年4月18日の朝、米国ウィスコンシン州に住む配管工ジョー・サイモントン氏の自宅の庭に直径9mの銀色の物体が降りてきた。中からイタリア人ぽい(?)3人の男が現れて、水をくれと身振りで訴えてきた。サイモントン氏が水を与えると、お返しに4枚のパンケーキを . . . 本文を読む

ドラムの中の「私」

2008年02月20日 | SF
 『神は沈黙せず』の詳細な紹介はネタバレになるのであえて避けたいと思います。  本書の主題は、これまでも多くのSF作家によって取り上げられてきました。エドマンド・ハミルトン(本書の重要なモチーフになっている「フェッセンデンの宇宙」とか)、キース・ローマーとか、映画で言えば「マトリックス」ですとか仮想世界物というジャンルすらできるのではないかと思います。そうした中でも本書のような世界観の提示は初めて . . . 本文を読む

UFOとは

2007年12月23日 | SF
たっつんさん、ようこそ! わざわざいらしていただき光栄です! >UFOって個人的には怪獣のように夢のある話だと思っていますが、実際はスパイ>活動や軍の秘密訓練をごまかすための用語なんですよね。  私もそういう話は聞いたことがありますが、果たしてどれだけ信憑性があるのでしょうか?軍事機密(円盤型の新型軍用機のテスト飛行でしたっけ)を隠蔽するために、UFO騒ぎを起こすのはいいのですが、かえって物 . . . 本文を読む