博多住吉通信(旧六本松通信)

 ブログ主が2022年12月から居住を始めた福岡市博多区住吉の生活や都市環境をお伝えします。

新潟県政記念館

2019年11月09日 | 旅先

 上の写真は新潟市役所の近くにある「新潟県政記念館」です。同館の案内によりますと、「この建物は、新潟県会議事堂として明治16年(1883)3月に建てられ、昭和7年(1932)までの50年余り、ここで県政の審議が行われました。 設計監督は当時の大阪駅舎などを手掛けた大工の棟梁・星野総四郎で、正面玄関の両翼に大きな切妻屋根の棟を張り出し、屋上中央に八角塔屋を構えた堂々たる建物です。西洋の建築技術や様式を意欲的に取り入れた、いわゆる洋風建築の代表的なもので、建物の隅や窓枠を縁取る石貼り、軒周りの垂飾り、棟端の擬宝珠(ぎぼし)形の妻飾りや破風板の刳形(くりがた)などの意匠にその特色がうかがわれます。 内部は、正面の二階が知事室・議長室、向って右側の棟が議場、左側の棟が議員控室・傍聴人控室などとなっていました。明治初めの府県会開設期の議事堂としては現存唯一の遺構で、わが国の建築史上極めて貴重な洋風建築として、昭和44年(1969)3月、国の重要文化財に指定されました」とのことです。


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