1957年(昭和32年)8月27日の午前5時23分、茨城県・東海村の日本原子力研究所(現 日本原子力研究開発機構)に設置された出力50kWのJRR-1が臨界実験に成功、日本最初の「原子の火」が灯ったということで、わが国の原子力開発の記念日となっています。今から67年前、ブログ主が生まれる約3年前ということになります。JRR-1は主に実験や技術試験に活用され、1969年度一杯迄稼働した後に、核燃料を取り外し炉心を密封して建屋ごと原研の敷地内に「JRR-1記念展示館」と命名されて公開展示されています(注1)。実際に発電に成功するのは、1963年(昭和38年)10月26日のJPDR炉が最初で、大規模な商用民生発電が行われるようになったのは、1970年の大阪万博の時だったとブログ主は記憶しています。
ところでブログ主は、さるオークションサイトで、「JRR-1 第1号原子炉竣工記念品文鎮」なるものを見付けました(注2)。これぞ珍品中の珍品で、ブログ主は熱烈に欲しいと思ったのですが、オークションは終了しており、しかも落札価格は63,000円と結構高額でした。さすがに、ちょっと・・・という感じでした。
(注1)https://drrta.jaea.go.jp/4/41/No17/index06.html
(注2)https://aucfree.com/items/k482811438
上の文鎮の写真も、こちらのサイトから引用させていただきました。