産経新聞の報道によりますとー青果大手のドール(東京都中央区)は25日、熟成させていない緑色の「青バナナ」を8月末から都内のスーパーなどで販売すると発表した。産地のフィリピンでは、中身に問題はないものの外側のキズや形などが規格に合わないとして年間2万トン規模で廃棄処分されている。同社は食品ロス削減の一環として規格外の青バナナを輸入し、緑色のまま売り出す。野菜のように調理して食べるよう消費者に提案するーということです(注)。2万トンも貴重な食材が廃棄されていたことを知り驚きました。廃棄するくらいなら発酵させてバイオ燃料(エタノール)にできないかとも思いました。ほかにもバナナの茎や葉は製紙の原料にもなるそうです。このようにバナナは相当優秀な栽培植物です。
また、熟成前の青いバナナは、糖質に変化する前の難消化性デンプンが多く含まれていることを耳にしたことがありまして、ダイエット食品として良さそうだと思っていました。東南アジア諸国では青いバナナをジャヤガイモのような料理素材として活用していることも聞いていましたので、身近な場所で見かけたら、ぜひ購入して味わってみたいと思います。
(注)https://www.sankei.com/article/20230725-PXIGTCH4LJLGTBWPKEAG5A43XI/?fbclid=IwAR3Kf2-bsEhnkSdgm9PiQsDlxaPo0R_ItybAujjbrjmwjgUgIxs0x2jgUdA