公共交通の未来

　写真はJR富山駅前の路面電車です。富山の路面電車は200円均一です。10分に1本の間隔で運行していて便利です。2016年の北陸新幹線開業に合わせた中心市街地整備事業の一環で路面電車の路線を環状化することになっています。
　富山はライトレールをいち早く導入するなど、公共交通の整備は隣県の石川県と比べて熱心です。それでも車の所持率は全国でも有数ですし、通勤時間帯の渋滞はそれなりにあります。
　地方は高齢化も深刻ですが、高齢者にはやはり公共交通の方が安心ではあります。私も老眼のせいかめっきり夜目が利かなくなりました。たそがれ時などは車の運転に不安を感じることもありますし、夜間の高速道の運転も不安を感じます。そのせいか高齢者の運転ミスによる交通事故の報道に敏感になりました。
　地方でも公共交通を中心とした都市計画に注力すべき時が来たと思います。