7月12日に福岡県の新型コロナウイルス感染症対策まん延防止措置が解除になったことを受けて、2014年度から例年6月上旬から7月中旬頃までに実施している九州大学伊都キャンパスの生物多様性保全ゾーンの生態見学会を本日スポーツの日(祝日)の午前中に開催しました。今年は梅雨明けが昨年よりも早く助かりました。
この生物多様性保全ゾーンは九大の郊外へのキャンパス移転に伴い大学校舎の敷地の植生や動物を保全する区域へ移して存続させる取組みです。敷地内の谷筋から谷底に相当する地域に当地の植生などを林床の土壌も一緒に移転したものです。
上の写真は猪捕獲用の罠です。捕獲した猪は狩猟免許を持つ教員や学外協力者により食肉に加工されます。