
先日、JR小松駅構内で上の写真の展示を見かけました。北陸新幹線が、いよいよ来年3月16日に金沢駅から福井県の敦賀駅まで延伸されるというお知らせでした。また、下の写真のように小松駅構内の新幹線改札も既に完成まじかといった様子でした。

JR西日本が去る8月30日に発表した運行計画によりますと、東京から敦賀に直通する「かがやき」が9往復、「はくたか」が5往復の計14往復で、この他に東京~金沢間の「かがやき」「はくたか」が計10往復設定される―所要時間は東京から福井が最短2時間51分、敦賀が3時間8分、現在の金沢乗り換えからそれぞれ36分、50分の短縮になる。また、大阪から敦賀まで特急「サンダーバード」、敦賀で北陸新幹線に乗り換えると、大阪~金沢間は2時間9分で22分の短縮。大阪~富山間は2時間35分で29分の短縮になる。だが大阪~福井間は1時間44分、わずか3分の短縮と、新幹線の開業を待望する福井県にとっては物足りない数字になる。というのも現在の特急「サンダーバード」は、大阪~福井間約191キロを1時間20分程度で走破するが、うち敦賀~福井間は約54キロにすぎず、所要時間は約30分だそうです(注)。
ブログ主の場合は、博多から大阪・京都経由で北陸を目指す場合が圧倒的に多いので、今回の敦賀延伸でも乗車時間短縮の恩恵が少なそうな点が残念です・・・

(注)https://diamond.jp/articles/-/329200?page=2