で、その「システム」もどきは無事完成して、確か記憶では、プレゼンもなくいきなり見せたんだよね、塾長に。
「できました」ってわけでもなく。だって、前書いたけど、つくれといわれたわけでもなかったから。
とある生徒が●●高校のボーダーライン上にいるが、強く●●高校を希望しているんだが、実際合格可能性は? みたいな。そういうディスカッションをしていたんだよ。
数値的には、過去の重要なテストの点数だの内申だのをさ、紙資料ひっくりかえして集めてきて、その場その場で資料を見比べてうんうん判断してた。で、インスタントにまとめて、親との面談にのぞむ、と。
今まではそういうアナログなやり方だったんだけど、オイラがいきなり見せたんだ。「過去の内申がよかったのでいけるかもしれません」と、オイラなりの分析結果もつけて、ね。
オレのシステムには、過去の卒業生のデータも数年分、しこしこと入れてたから。1年前はどうだった、2年前は、とか。過去の似たような子の結果はどうだったか、とか、そういう分析ができるわけ。
それをみて、塾長とそのとりまきは、絶句してたね。「なにこれ?」みたいな。
たぶん、これこそ塾長が求めていたシステムだったと思うんだ。で、オイラはそう確信していたから、冷たい周りの目にもめげず、しこしことつくっていたわけで(無給で!)
それ以降オイラのつくったシステムは即採用され(笑)、オレは塾講の仕事、つまり授業以外にも、ある意味ひっぱりだこになった。
まったく給料は上がらなかったが。。そりゃそうだよね。
特に、ボーダーラインにいる子が上の高校を受験するか、やめるか、滑り止めはどうするか、という判断をするときにそのシステムはとても役に立ったし、ほとんど外れはなかった。
なぜなら、そのマクロはね、ただいくつかの数値に対して一定の係数をかけて、その結果をわかりやすく表示させたものにすぎないから。そこに恣意的な要素は入らないんだよ。その子が先生に好かれてるか嫌われているとか、そういうのはね。
受験ってのは100%じゃないけどね。なぜなら、試験当日の体調っていうのもあるから。
ただ、大変残念なことに(笑)、そのシステムはつくったのもメンテするのも、データ入力するのも、すべてオイラしかできないシステムであり、数年してオイラがその職場を離れたら終了。。
「引き継ぐ」という考え方すらなかったから。
と、書いてきたんだけど、未来の自分、つまり今のオイラを暗示していたような気もする。
システムを自力でつくりあげ、かつそれをたくさんの人に使ってもらい、役に立ち、そして感謝されると、すごく嬉しい。その「嬉しい」という感情は、お金には替えられないものがある。
それから何年かして、いわゆる本当の「マクロ」(excelの)に出会ったのだが、「あーこれ書院でやったヤツじゃん!」と。敷居は低かった。
でも、とにかく、ワープロのおかげでブラインドタッチができるようになったのは、大きかったなあ。
書院が面白くなって、結局自宅でもなけなしのお金をはたいてポータブルなタイプのワープロを買った。まだPCの時代ではなかった。オイラがマッキントッシュを買って、パソ通にハマったのはさらにまた数年後。。
自宅でワープロを持つようになって、日記と、家計簿をワープロでつけるようになった。だって、そういう習慣がないと、せっかく買ってももったいないからねえ。
もちろん、論文にもワープロが大活躍。
オイラの生活習慣のベースが、すでにできていたってことかな。
とにかくオイラの人生は書院(シャープ)さまさまだったってことだ。
「できました」ってわけでもなく。だって、前書いたけど、つくれといわれたわけでもなかったから。
とある生徒が●●高校のボーダーライン上にいるが、強く●●高校を希望しているんだが、実際合格可能性は? みたいな。そういうディスカッションをしていたんだよ。
数値的には、過去の重要なテストの点数だの内申だのをさ、紙資料ひっくりかえして集めてきて、その場その場で資料を見比べてうんうん判断してた。で、インスタントにまとめて、親との面談にのぞむ、と。
今まではそういうアナログなやり方だったんだけど、オイラがいきなり見せたんだ。「過去の内申がよかったのでいけるかもしれません」と、オイラなりの分析結果もつけて、ね。
オレのシステムには、過去の卒業生のデータも数年分、しこしこと入れてたから。1年前はどうだった、2年前は、とか。過去の似たような子の結果はどうだったか、とか、そういう分析ができるわけ。
それをみて、塾長とそのとりまきは、絶句してたね。「なにこれ?」みたいな。
たぶん、これこそ塾長が求めていたシステムだったと思うんだ。で、オイラはそう確信していたから、冷たい周りの目にもめげず、しこしことつくっていたわけで(無給で!)
それ以降オイラのつくったシステムは即採用され(笑)、オレは塾講の仕事、つまり授業以外にも、ある意味ひっぱりだこになった。
まったく給料は上がらなかったが。。そりゃそうだよね。
特に、ボーダーラインにいる子が上の高校を受験するか、やめるか、滑り止めはどうするか、という判断をするときにそのシステムはとても役に立ったし、ほとんど外れはなかった。
なぜなら、そのマクロはね、ただいくつかの数値に対して一定の係数をかけて、その結果をわかりやすく表示させたものにすぎないから。そこに恣意的な要素は入らないんだよ。その子が先生に好かれてるか嫌われているとか、そういうのはね。
受験ってのは100%じゃないけどね。なぜなら、試験当日の体調っていうのもあるから。
ただ、大変残念なことに(笑)、そのシステムはつくったのもメンテするのも、データ入力するのも、すべてオイラしかできないシステムであり、数年してオイラがその職場を離れたら終了。。
「引き継ぐ」という考え方すらなかったから。
と、書いてきたんだけど、未来の自分、つまり今のオイラを暗示していたような気もする。
システムを自力でつくりあげ、かつそれをたくさんの人に使ってもらい、役に立ち、そして感謝されると、すごく嬉しい。その「嬉しい」という感情は、お金には替えられないものがある。
それから何年かして、いわゆる本当の「マクロ」(excelの)に出会ったのだが、「あーこれ書院でやったヤツじゃん!」と。敷居は低かった。
でも、とにかく、ワープロのおかげでブラインドタッチができるようになったのは、大きかったなあ。
書院が面白くなって、結局自宅でもなけなしのお金をはたいてポータブルなタイプのワープロを買った。まだPCの時代ではなかった。オイラがマッキントッシュを買って、パソ通にハマったのはさらにまた数年後。。
自宅でワープロを持つようになって、日記と、家計簿をワープロでつけるようになった。だって、そういう習慣がないと、せっかく買ってももったいないからねえ。
もちろん、論文にもワープロが大活躍。
オイラの生活習慣のベースが、すでにできていたってことかな。
とにかくオイラの人生は書院(シャープ)さまさまだったってことだ。