誰のおかげで家が建つ

仮に、フリーのオイラが家を建てることができたとしようや。（ほぼ、ありえないけどね。。）

そうすっと、それは、間違いなく自分が築きあげてきた、成果だよね。
つまり、胸を張って「オレのカネ」で家を建てた、ということになる。


ところで、サラリーマン諸氏はどんどん郊外に家を建ててゆくのだが、大手企業とかほぼ終身雇用を約束されて家を建てていったヒトについては、それは「会社のカネ」で家を建てたということでしょ。
「自分が稼いだ」とはなんとなく違うでしょ。と、オイラは思うよ。建てた本人は自分の力、自分のカネで建てたと思ってるのだろうけど。

でも、サラリーマンは、会社に家を建ててもらった、ぐらいの謙虚さは必要だと思うけどな。
サラリーマンのうちの、８０％ぐらいはね。８０％は、オイラと同じ凡人。２０％の能力あるヒトたちは、自分の能力で家を建てた、ぐらいに思っていいのかもしれないけど。


転職を繰り返しているヒトであればそうでもないのかな。少なくとも会社と運命共同体ではないのだろう。

会社と自分が運命共同体だと思い込み、終身雇用を前提に家を買ったところにリストラの嵐が吹き荒れたら、そりゃキツいわな。
リストラされた「会社のカネ」で建てた家が、ローンが残ってるのにカネづるがなくなっちまうんだから。