【改題】ひとり公論(IT公論)

アラフィフとなりIT土方卒業したのでタイトル変更しました
こちらはどちらかといえば再録中心

上層部、組織の甘え

2008-02-07 06:01:26 | 「社会人として!」といったようなコト
もうずーっとずーっとこのブログで書いている(に違いない)オイラの持論は。。

企業組織の体質というものは、強固であり、どーせ変わらないのだから、そこに馴染まないと感じたらさっさと逃げ出すべきだ、ということ。

そして、その組織を外部からの風により変えてほしい、と考えるのは、甘えだ。
黒船が来航しなけりゃ変わらない、というところからして、組織としては受け身だ。

その企業体質を、現場からのカイゼンを求めるのも、上層部の甘え。
いや、確かに、現場のカイゼンは必要ではあるのだが。。

企業体質を、なんのギモンも感じずにそのまま維持、あるいは強化していったのは、今の上層部なわけだろ?
そういうヤツらがのさばって、自分たちはもう現場を離れたからあとは若いヤツらに任す、と。

それじゃあ、上層部が自分らのケツ拭いてないじゃん。やり逃げだろ?

上層部がさ、「オレたちのように、今の組織の体質、伝統を、そのまま維持していきなさい」と指示するならば、わかる。
そうではなくて、「オレたちがますます融通きかなくしてしまった組織体質に風穴を開けろよオマエら(それが仕事だろ?)」と。

これが「甘え」でなくてなんなのだ。

上層部が甘えてるから、現場も甘えの構造がそのまま残り(なにせそれこそが「体質」だから)、変化を外部に求めるわけね。
「アウトソーシング!」の大合唱の追い風に乗って。。


ったく、組織の個人個人には、受け身になるな、甘えるな、とぬかすくせに。。
「示しがつかん!」なんだよ。(ブライト・ノア風に)