【改題】ひとり公論(IT公論)

アラフィフとなりIT土方卒業したのでタイトル変更しました
こちらはどちらかといえば再録中心

休むのもスキルだ!(3)

2009-12-06 06:46:00 | メルマガ移行
【my格言】
-オトナになるということは。。桑田佳祐と松任谷由美のスゴさを知ることです。(20090630)

(格言と本文とはほぼ、関係ありません)

 
 
おつかれさまです、龍澤です。

 
仕事で、一定の休暇とか休息を要求するのは、別にサボりたいわけじゃないのです。

我々が、常に最高の生産性をもって仕事するためである、そのために休暇が必要なのだ! と、主張しなきゃ。

 
やましい気持ちなく、そう主張できるか?(自分のムネに手をあてて。。)

組織において、そういう主張をし続けるためには、やっぱ実績、結果を残していないと。。
ひんぱんに遅刻していたり、月曜に「体調不良」で休むことが多かったり、プロジェクトが佳境のときとか、障害で皆がテンパってるときに「私用」でそそくさと定時帰宅したり。。

周りからみてそういう「印象」が残っているヒトは、「きっちり休暇をくれ!」と主張はできませんわなあ。そうでなくともふだんきっちり利己的に休んでるわけだから。
「オマエに(だけは)いわれたくない」とか「何様?」とか、いわれちゃうよね。
 
 
でも、これは組織に属しているヒトたちのハナシであって、僕らはフリーの人間だから基本、365日ずっと仕事するぞぐらいの気概でいなければならない。
仕事に対する「嗅覚」をいつも研ぎ澄まして、休日だろうが正月だろうが関係なく、オイシい仕事があれば食らいついていかなければならない。

企業の営業さんと僕らの違うのは、僕らは自分の身ひとつなのだ、ということ。
営業さんは、たとえば休日、正月関係ない過酷な構築案件をとってきたとしても自分が仕事するわけじゃない。他人事である。
自分のノルマのために、顧客のムチャな要求を呑み、SE部隊に多大なムリを強いるのをわかっているにも関わらず、仕事をとってくる。

僕らは、「自分」に多大なムリを強いるのをわかっているにも関わらず、仕事をとってくる。
僕らは営業かつ「自身の人身売買」をしてるわけだから。。とりにいける案件の額面的には微々たるもんだけど、この世知辛い世の中を生き抜いてゆくためには「自分の身」×1.5ぐらいのキャパの案件を取りにいかざるを得ない。
それが、僕らの「仕事」なんです。


ただし。。僕はフリーとはいっても企業常駐型ですから、仕事のスタイル、およびライフスタイルはサラリーマンと同じなわけで(カッコよくいえば「ホワイトカラー」)、モチベーションの維持の仕方とか、体調管理とかは自然、サラリーマンに倣うようになってくる。
でも、そこでカンゼンにサラリーマンと同化するでなく、どこかで差別化をしなければならない。

組合が守ってくれるわけじゃないしね。

 
それとね、「残業」についてもそういう理論で主張しないと。。
昼間は生産性高く働いてます、だから時間がきたらすぱっと上がらせろ、と。見合う仕事はしてるぞと。(ムネを張って)
そして、1日にそれなりの休息の時間を確保しないと毎日生産性高く働けません、日中の仕事に全力を注ぐためには、それ以外の時間、家族とふれあう時間も必要なのです、と。
 ⇒よく考えればアタリマエのこと

 
たとえばシステム障害のときとかに、連日徹夜で踏ん張ったりするわけだが、そういう「有事」にそなえ、日ごろはパワーを蓄積しておかなければならない。
年のスパンで考えればどうしても、ヒマな時期もあるし、逆にとんでもなくパワーを割いて働かなければならない時期もある。
「有事」にパワーを発揮するためにも、ヒマな時期は必要。(ヒマな時期であっても、生産性高く働くのはアタリマエのこと)

毎日毎日、連日連日パワーを使い切ってしまっていたら、ひもが伸びきってしまい、いざというときに力を発揮できない。
自分がへたっている時期に限って「有事」が発生したりするからなあ。。
あるいは、へたっている時期に、不注意で自分が「有事」を引き起こしたりして。。

だらだら残業はホント、よくない。自分にとっても家族にとっても組織にとっても。

   
そして、休暇の日はホントに「休息」しないとね。
休暇を確保したはいいけど、次の仕事に支障をきたすぐらいにプライベートの活動で疲れてしまうのはカンゼンに自己責任。そういう人間は組織で必要とされない。
そういうのを「利己的」という。そんなにプライベートが大事なら、せっかくありついている今の仕事なんかやめちゃってプライベートのお得意な分野のほうを仕事にすれば?
と指摘すると逆ギレするタイプ。。

 
 
特に我々のギョーカイは、ホントウに休息しなければならないときに、仕事と同じようにPCの画面を眺めてたりゲームしてたり。(あるいは秋葉原で「活動」したり。。)
「コンピュータ」やら「インターネット」の世界から離れないと、我々の休息にはなりません。

逆に、まったく違うギョーカイのヒトたちが、休息や息抜きのためにPCに向かうというのは、アリだと思うけどね。

  
とにかく、プライベートではアナログに還ろう、と。最近は強く思う。そして、なるべく実践するようにしています。
(ちなみに、このブログを書いているのは、僕の中では「仕事」です)

特に、読書は大事です。
なんでもいいのです、このギョーカイに関するものでなければ。