【改題】ひとり公論(IT公論)

アラフィフとなりIT土方卒業したのでタイトル変更しました
こちらはどちらかといえば再録中心

「利得」には「金そのもの」は入ってない

2016-07-05 20:09:26 | 重要
西嶋和夫さんは「名誉」と「利得」に執着するなといっておられ、なるほど仏教学者、禅学者らしいとは思うのだが、

実はね、「利得」には「金そのもの」は入ってないんですよ。知ってた?
ここに気づくか気づかないか。

たとえばビジネスマンでビジネス「道」を極めている人間はたくさんいる。
にも関わらず禅学者の多くはビジネスマン(金を稼いでいる人間)という時点で全否定にかかる。(アホやね。。)

ところが、この国では、仏に帰依している連中は金をけがらわしいものと考えているがゆえにけっこう金にあざとい。
つまりケチなのね。
たとえば戒名をつけるときのこっちが出す金に高い安いいうとかさ。「寺の経営があるのでまけられない」とかふざけんなって話でしょ。

話を最初に戻すと仏教にたずさわる人間が率先して「利得」に執着しているというのは、この国においては、間違いないのよ。
だから、仏教学者が机上でエラそうなことを述べていてもまったく!説得力がない。

確かにあざとくビジネスしてる連中もいるがあざとく寺を経営してるヤツもいる。
ビジネスで「道」をきわめている人間のほうがよっぽど人間ができている。

「ファッション」で座禅してるヤツらいるけど、ああいう連中ってビジネス・シーンで修羅場くぐりぬけてきてある意味悟りの境地にたどりついてる人間の足元にも及ばない。
つーかファッションで座禅してるヤツらって結局ビジネス・シーンの修羅場から逃げてきてるだけじゃん。「悟ったごっこ」して喜んでるだけ。

結局「利得」ってのは「損得勘定」(にうるさい)ってことで、カンタンにいえばガメツいってこと。

この国でガメツい人間の象徴ってビジネスマンじゃなくて昔から坊主じゃん(嗤

世の中の金持ちに実はガメついヤツはほとんどいないって知ってた?
たぶん、知らないんだろう。。

あるいは、仮にいたとしても、すぐに消えちゃうんだわ。金持ちでい続けることって、そんなに甘くないんだよ。

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