【改題】ひとり公論(IT公論)

アラフィフとなりIT土方卒業したのでタイトル変更しました
こちらはどちらかといえば再録中心

不況というウィルスを撒き散らすヒトたち

2009-02-28 06:35:00 | メルマガ移行
【my格言】
「無」からおカネを生み出すことというのは、資本主義社会における「クリエイティブ」そのものである(20080120)

(格言と本文とはほぼ、関係ありません)

 
 
営業さんたちは、不況だ不況だと僕らを煽り立て、「不況ウィルス」に僕らを感染させてくれる。(こちらが望んでもいないのに ご親切なこって)

実は彼らは、僕らのような、このギョーカイの最底辺層にいる個人事業主を、脅している。脅すために、やってくる。

こちらがカネのハナシをすると、「この不況のときに。。(よくも単価アップなんかいえたもんだ)」と、まるでオトナがコドモを見下すような言い方をする。

 
 
彼らは、なんだろう。。企業でいえば「上層部」というか、この国の経済の中心が世の中に送り込んでくる「手下」「しもべ」のように見える。世の中の景気動向をほぼリアルタイムで、まんべんなく世の中に伝道する使命をもったエヴァンジェリストたち。。

宗教の勧誘と同様、そういう存在はいつも、僕ら末端の人間にとってはウザい。
なぜならば、彼らはそれを「よかれ」と思ってやっているから。。余計タチが悪い。

営業もエンジニアも関係なく、日経新聞を毎日斜め読みしていると、そういう人間が出来上がる。

 
なんというか。。そういう「表層レベル」にとどまっていては、ダメなんだよな。。

 
 
そして自分は、ムカシも今も、景気に左右されない人間になろう、と思っている。
景気に左右されず、いつの時代も常に求められる人間というかね。
(なれているかどうかは、おいといて)

 
バブル崩壊を経験してるからね。。一応。

「失われた10年」とか、「平成不況」とかいわれる最中、それと僕の生活とはまったく関係なかった。

何度も、小賢しい営業(あるいは、零細『人身売買ビジネスモデル』SI企業の社長たち)に踊らされそうになったけど、踏みとどまった。

結局、景気に関係なく、自分が常に成長(スキルアップ+アルファ)してゆくしかないのだ、ということは、相当ムカシから知っていた。

 
好景気のときに持ち上げられ、不景気になるとたたき落とされる人間になっちゃダメだ。

景気が良いから手綱をゆるめたり悪いから引き締めたり、といったような器用な(そして小賢しい)マネは僕にはどーせできやしない。世の中の表層の部分など気にせず「精進」するしかないのだ。

だから僕は、景気動向があまり伝わってこない最底辺層に棲息し続けている。情報の伝達がダイレクトでないという点で、「ここ」の住み心地は、よい。(その生活を脅かすのが、上述した、ウザい自称『エヴァンジェリスト』たちなわけだが。。)

世の中の表層が好景気だろうが不景気だろうが、「最底辺層」はいつも変わらず「そこ」にある。

 
ビジネス・シーンの最前線とまではいかなくとも、それなりのところにいるヒトたちは、いつも経済の上っ面だけを語っている。これは、要約すればこんな感じだ。

日経新聞が「好景気」をにおわす=>「最近景気いいね!」
日経新聞が「不景気」をにおわす=>「最近不況だよね。。」


これだけ!
たったこれだけのことを延々と語り続ける。そこには自分のオピニオンは、ない。

 
僕は、そんなビジネス・ライフはまっぴらごめんなのだ。