【改題】ひとり公論(IT公論)

アラフィフとなりIT土方卒業したのでタイトル変更しました
こちらはどちらかといえば再録中心

今日の分の仕事を終わらせてから帰るのは当然。

2017-05-09 19:50:06 | 「社会人として!」といったようなコト
エンジニアライフ草稿の残骸



 個人的にはそもそも自分の仕事が終わってもいないのに帰るというのはいかがなものか?とはいまだに思っています(苦笑)。

 生産性を上げて早めに帰りましょうよといっているだけで、はい時間がきました~、と自分の仕事ほっぽり出して帰って周りに迷惑かけることは肯定していません。

 ただしその理由は人道的道徳的観点ではなくて、上述したとおり敵をつくらないようにするためです。

 また、自分の仕事を終えれば帰宅できるような雰囲気づくりというか...なるべく敵をつくらないように、他人の尻ぬぐいをやんわり断るスキルを身につける必要はありますね(笑)。

 若い頃は、あふれんばかりのタスクをふられて悶絶しながら仕事をこなし、その中で生産性を高めるコツを少しずつつかんでいけばよい。

 というか、そういう時期がなければIT業界では生産性は絶対に上がっていきません。必要です。

 「おーよちよち あとはやっておくからキミたちは帰りたまへよ」なんていう風潮になったら、それこそこの業界は終わりでしょうね。

 若い方々が伸びる機会を失ってしまう。

 若さがあればけっこう大丈夫なんですよ実は。

 ただし、適性はもちろんあります。若い時分ですでにエンジニアリングの仕事を「頑張れない」と感じる方は、早めにこの業界から抜けたほうがよいでしょうね。

 将来のある若い方が、我慢して我慢してまで残る価値のある業界ではなくなりつつありますね、もはや(爆)。
 
 ◆

 自分の仕事を俯瞰してみることもできず、マインド的にもどっぷり、そして労働時間的にもどっぷり、ということになると、それが慢性的になってしまうと、まず身体的な健康を損ねます。

 身体的な健康を損ねてしまったら生産性がV字回復する可能性はほぼゼロになります。

 そして次に(あるいは同時進行で)、精神的に病んできます。

 精神的に病んでる方って、驚くほど多いです。

 ビジネス的な観点で精神的に病んでいても、日常生活はふつうに送れてしまうので、それが怖いところです。

 もっと怖いのは、利益&コストカット至上主義の会社組織の中では精神的に病んでいる人間のほうが正常にみえてしまうことが多々あるということですね。



 自分が長時間労働依存症である、と認める方はほとんどいないでしょうし、反論はあろうかと思いますが、毎日毎日夜までなんとなく職場に残り、並行して睡眠不足も蓄積していけば、必ず何等かの依存症的(トランス)状態になります。

 そんな自分に酔っている方はすでに依存症です。

 こういう方々(けっこう年輩の方に多い)が、倒れたり、精神的に参ってしまう前に、何等かの手段で強制的に仕事から引きはがす必要が、あるのですが...