【改題】ひとり公論(IT公論)

アラフィフとなりIT土方卒業したのでタイトル変更しました
こちらはどちらかといえば再録中心

消耗。。

2008-02-22 05:28:31 | 重要
我ながらね。。今回は自画自賛モードに突入するけども。

自分の年齢でこの消耗度は、ハンパじゃないと思ってんのね。思えばIT土方として10ン年。。(遠い目)

自分のように、ある程度の年齢まで現場で一線で活躍しているヒトたちも、同じような「消耗感」を感じてるはずなんだよ。まあそれをおおっぴらにはしないだろうけど。オイラは謙虚じゃないからおおっぴらに言っちゃうけどさ。

これ、相当ヤバいと思うんだけどなあ。。 ギョーカイ全体の問題として。2000年問題とか2007年問題とか(結局それほどでもなかったけど)、そんな感じで顕在化してきそうな気がする。

それとさ、一線のエンジニアを退いて、やりたくもねーのにマネージメント系やらされてるヒトたちの消耗度も相当なもんだ。たとえ現場に出ていなくとも、単に「やりたくないことをやらされている」だけで、消耗するよそりゃ。


ところで。。 オイラ自身が消耗していることについて、誰かとか世の中とかマネージメント層とかに文句を言いたいわけではないんだ。
これはアタリマエのこと、というか。。IT土方はね、このギョーカイではそもそも「消耗品」として扱われてきたんだよ。だからオイラが消耗するのはアタリマエ。そういう状況に自ら飛び込んでいるのは自己責任。んなこたわかっている。

いつかは、消耗しきって使いものにならなくなるんだから、その補償としてカネをよこせ、と常々いってる。

具体的には、プロ野球選手ぐらいは欲しい。ホンキで。
何億ももらってるスターじゃなくて、いつクビを切られるかとビクビクしてる中堅の選手たちっているでしょ?ああいうヒトたちと自分が、僭越ながらダブるわけさ。。だから、それぐらいのカネはくれよ、と。
このギョーカイに身体および精神をブチ壊されてしまって、使いものにならなくなった後、考える期間に自分と家族が路頭に迷わないための貯蓄は必要なんだ。一生暮らすぐらいの貯金が欲しいとはいっとらん。しばらく「考える期間」が必要になるだろう、と予見はできている。このギョーカイにとどまるにしろ、異業種にうつるにせよ。

それとね、「今も」考えなきゃならんのよ。この「消耗」を少しでも抑止するために、少しでも長くIT土方として続けてゆくために(現場現場で「燃え尽き症候群」にならないように)オイラみたいなシニアになってきたら、組織やギョーカイ体質と闘っていかにゃならん、と少しだけ思っている。それは、これまでさんざんコキ使われてきたリベンジといってもいいかもしれないな。。
でも、リベンジがすべてではない。つまり、そんなレベルの低いハナシじゃあない。オイラのリベンジはオイラの自己満足にしかすぎない。これでも、若い世代がもっとこのギョーカイで働きやすくなればいいなあ、と少しは思ってるから、それを実現させるための「闘い」なわけね。オイラが勝手に考えてるだけなんだけどさ。

ただね。。オイラはフリーだから、組合に入っているわけじゃないから。オイラたちを人夫として雇う企業、SIer側にロコツにたてついて、ホサれたら、どうしようもないわけで。 だからどうしたらよいかというと、オイラがもっともっとステップアップして、いろんなところから「ぜひきてください」といわれるような人材にならなきゃなあ、と思っている。そういう立場になれば、いろいろギョーカイに対して文句も言えるようになる。

と、いうわけで、オイラの目標はそのへんにおいている。