【改題】ひとり公論(IT公論)

アラフィフとなりIT土方卒業したのでタイトル変更しました
こちらはどちらかといえば再録中心

[IT土方]理系の、というか。。

2007-08-23 06:20:05 | IT土方(若いヒトたちに伝えたいコト)
「理系の人々」にもそういうネタがあって、それに感化されているんだと思うけど、
たとえば100のコマンドを投入する必要があるとして、それを力業で実行すれば、10秒*100回=1000秒=17分ぐらい で済むわけで、これを3人でやれば6分。いや、1人が他の2人に教える時間を見積もって、10分。

なのにもかかわらず、わざわざ30分かけてシェル作って実行して悦に入ってるようなヤツが多いのよ。

「こっちのほうが効率的」とかいってさ、確かに、5、6分でシェルそのものは作れるのかもしれないけど、テスト実行で失敗しやんの。ケアレスミスでさ。
結局バグ取り(「バグ」というほどでもない)に時間がかかって30分ぐらいになる。

これが果たして理系のサガなのか? SEのロマンなのか?
そうでもないような気がするし、それは否定したい。

だいたいそういうヤツって「このシェルを残しておけばまた使えるから」とか言い訳すんだけど、結局次の機会にはまた一から作る。なぜなら、単に作りたいからだよ。

結局そのシェルの存在自体も忘れているか、あるいはそれをどこのディレクトリにおいたのか、シェルの名前も忘れてるし。


まァこのギョーカイ、単純作業がキラいなだけだけどね。それはわかる。
でも「ビジネス・シーン」においては、客観的に判断してどの手段がもっとも効率的か、を考える必要があるでしょ。

でも、まず、リーダとか、上司からして「そんなのスクリプトでやりゃいーじゃん」とか、単純作業否定派だからな。

「もっとうまくやれないのか?」を追求する。それが、時間がかかってもいいから、になるのが、不思議なんだよ。
あれだけいつもは工数工数ウルせーくせにな。


いや、その前に、「まず始めること」なのかもしれないよね。このギョーカイにもっとも欠落しているモノって。