こんにちは!
最近よく聞く話で、半分以上はデマなのでしょうが、ドヤでドライバーかなんかの仕事をあっせんされたら、連れていかれたところは実は福島第一だったっていう。。
「時給1万円(でも原発なんで、長くいれないので実働2h)」とか。。連れていかれたほうもあまりに給料がいいので結局断らない(話のネタにもなるし)、みたいな。。
真偽のほどはわかりません。ですが、話のレベルは天と地ほど違いますが、それと似たような話はこの業界にいくらでもありますよね。
我々の世代の、フリーのインフラ系SEやPG(「ICT土方」)は生きるため、家族を養うためにブラックな案件に従事せざるをえないことが多々ありました。今は法的にうるさくなってきているので、どういう雇用状況になっているのかはわかりませんが。
「ブラック」というのはよくありがちな三次請け、四次請けなんていうのはざらですが、そういう多重請負構造とは別に、とにかく火を噴きまくっている案件にほおりこまれるという。。
※日本、いやの「原発システム」の中で現在もっとも火を噴きまくっている「案件」が福島第一なわけですよね。世界最高「レベル7」の尻拭い案件なわけですな。
「大変だけどやりがいのある現場」とか、「思う存分実力を発揮していただいて」とか「誰もが知ってる超有名企業の次期システム構築に携わることができる」とかなんとか。。
いいことばっかりいわれるので、「で、具体的には何をやるのでしょうか?」と聞いても、「いやあ守秘義務とかいろいろあって私(営業)は詳細は聞くことができないので、詳細は現場に入ってからウチのリーダに仕事の内容を聞いていただいて。。」と。うまくかわされる。
火が噴いている案件だからこそ実際投入されてみると現場は静かで。。 なぜなら、もはや信頼関係が崩壊しているから、コミュニケーションがなくて、みんながみんなPCとにらめっこ。進捗会も、誰も発言せず。。
そこかしこから怒鳴り声が聞こえてくるようなプロジェクトはまだマシなのです。
今、福島第一の中はどんな雰囲気なんでしょう。リーダシップがあり、かつ誠実なリーダがいて、活気がみなぎっているとよいのですが。。
今、まさに今、日本でもっとも危険な福島第一原発の中で作業をしている人の多くは下請けでしょう。だからこそ僕は、ずっとこの業界のアングラに身を潜めていた人間として、心からシンパシーを感じているし、僭越ながらシンパシーを感じる資格があると思っている。(偶然ですが、福島出身というのもあり)
読んでいただきありがとうございました。