R&Rf Blog "The Ladder To The Stars"

ミニチュア製作を中心に日々感じたことをランダムに綴っていきます。

マイケル・ジャクソンの憂鬱 (Michael Jackson's Blues)

2010-06-25 | 音楽

マイケル・ジャクソンの1周忌に思うこと。ジャクソン5の頃から彼の音楽はリアルタイムで聞いてきた。決して熱烈なファンではなかったが、確かに彼は天才だったと思う。しかし「This Is It」という映画には失望した。メイキングは本編あってのこと。この映画は本編のないメイキング。見終わった後にはカタルシスどころかフラストレーションしか残らなかった。「ヒール・ザ・ワールド」のビデオ・クリップだけで充分だった。彼にはやはりどうしても完成されたものを求めてしまう。彼の音楽の魅力はそこにあると思うから。

ファン心理はわからないでもないが、完成作品以外の部分でも商品になる強烈なキャラクターが彼の栄光をサポートし悲劇も生み出してきた。まさにキング・オブ・“ポップ”

 

最後にボブ・ディランのシニカルな言葉 「ファンというのは消費者なんだよ」

 


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