ピラティススタジオ”フェルマータ”

2014年より板橋区・高島平および三鷹でピラティスクラスを開催。充実感のあるクラスを実践しています。

腰痛対策!お尻の筋肉を引き締めるには

2017-12-20 10:54:39 | ピラティスワーク~実践編~
「お尻の筋肉(殿筋)に力が入れづらい」という状態になると、
腰痛を引き起こしやすくなります。

 たとえば骨盤が左右どちらかにねじれて、股関節が緩くなり、周りの筋肉が硬くなる
など、原因は様々に考えられますが、エクササイズによって正確に、しっかりと動かす
ことができればリスクは軽減するでしょう。

 今日はbridgeと呼ばれる一連の動きをご紹介します。

・まずは基本姿勢を取って、内腿にボールを挟みます。
・息を吸って、吐きながら骨盤をcカーヴに入れます(矢印の方向)


・そのまま背骨を下から一個一個マットから離していくようにして、お尻を上げて
いきます。

↑腰椎が床から離れたところ。

↑胸が床から離れたところ。

↑恥骨をぐ~っと持ち上げて、頸の後ろまで伸ばしましょう!
この間、息は吐き続けます。
一番上まで行くと、内腿を絞める力が緩んでボールを落としてしまいがちになります。
これをしっかりと絞めていくことが、お尻の筋肉を使うポイントです!

「基本姿勢」でお伝えしたように、動いている間も、左右の足、腰骨、肩が平行に
なるようにしていきましょう。
特に左右の足の位置がしっかりできてない(踵からつま先までが一直線でない)と、
ふくらはぎや太ももがつりやすくなります。

・一番上まで行ったら息を吸って、
・吐きながらこんどは背骨を上から一個一個マットにつけて戻っていきます。

 ゆ~っくり動くとキツイですが、効きますよ!!
わたしはこれが好きで好きで、ある時期家で10回も20回もやっていました(笑)
クラスでは通常、だいたい3~4セット行います。

 お尻の筋肉と連動して、内腿を絞める筋肉、骨盤を絞める筋肉、
背骨を引き伸ばす筋肉など、身体の奥の方の筋肉が連動して動くようになると、
効果大です。

 最初はお尻がそんなに上がらなくても無理をせず、正確なポジションを
心がけましょう。ぜひ試してみてください