絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

人は何のために生きるのか?

2009-08-22 | 画家の独り事
早く寝たら、夜中に目覚めてしまった。
もう、朝だろうと思ったのだが、まだ、二時だった。

「私は、何のために生まれて来たのだろう」と言ったら、
「あなたのお母さんの子供になるためだ」と、教えてくれた人がいた。

なんだか、簡単な答えだなと思ったが、よくよく考えたら、すごい答えだと思った。

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人は、何のために生きるのだろう?

最近の私の答えは、「人のために」である。

「自分のために」と答えてもいいが、自分のために生きるってどういうことだろう?と考えると、その答えは、人のために何ができるかではないかと考えが及ぶ。

人のために何かをして、それが喜んでもらえて、一緒に喜べたなら、それが自分の喜びでもある。人のためにしたことが、結局は自分のためでもあるということが、いいのだろうなあと思う。

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「自分のために」ということは、「自分の幸せのために」である。

自分の幸せとは何か?

心身共に健康で、衣食住が満たされて、何の不安もなく、将来に希望を持って生きること。そのために、毎日が充実して、活き活きと自分を輝やかせる生き方をする。

こう考えてみた。

そうすると、そのためには、夢を持って、生きることが大切だ。
その夢とは、一つづつ、実現可能な目的を持つことだろう。

その積み重ねが、大きな夢につながるといい。

イチローのヒットは、一つ一つは他の人と変わらぬ小さなヒットである。しかし、その積み重ねは、とんでもない大きなものになる。

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しかし、現実には、なかなかそうはいかない。

だから、生きる意味があるのかもしれない。
生きることは、その幸せの実現のための戦いかな。

そして、難しいからやりがいがあるのかな。

抵抗感があって、初めて生きているという実感を持つのかな?

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もう一度、戻って、

自分の幸せのために生きるとは?

自分が幸せだと、思うのは、人との関係の中にあるのではないかと漠然と考えている。
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無人島で、一人で生きている時、生きる意味は何だろう?

もし、仮に世界中の人が死に絶えて、自分一人が生き残ったとしたら、自分が生きる意味があるだろうか?

確かに、それでも死ねないかもしれないが、もしかしたら、気が狂うかな?

そう考えたら、人間として生きるということは、やはり、人との関係があって初めて成り立つように思う。

だから、自分の幸せは、人との関係の中にあるんじゃあないだろうか。

「あなたのお母さんの子供になるために」という答えは、すごい答えじゃないだろうか。

この答えは、言い換えると、「あなたのお父さんの子供になるため」にでもあり、「あなたの妻の夫であるため」でもあり、「あなたの子供たちの父親になるため」でもあり、「あなたの友達のメンバーであるため」でもある。

だから、勝手に死んではならない。

自分の存在価値と言った時、やはり、それも人との関係の中にあるように思う。

人のために何をすることができるか?それが自分の存在価値だろう。
 







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