23日はアカコッコ館のイベント「秋のフィッシュウォッチング」のお手伝い。
海況によって土方海岸か大船渡湾か長太郎池のどこかで実施ということだったが、
この日は長太郎池のコンディションがよかったので、長太郎池で実施。
今回は島っこたちも参加してくれて、見慣れた顔ぶれでとっても楽しいイベントと
なりました
数日前は23℃と水温低めだったが、当日はもう少し上がってたかな?!
最初は長太郎池で見られる魚たちの特徴や種類などをレクチャー
そして、長太郎池の特徴は南からの黒潮の影響により、季節来遊魚(死滅回遊魚)たちが
たくさん入ってきます。いわゆる熱帯魚たち
これらは幼魚の時はカラフルだったり目立つ色だが、成魚になると意外と地味になる種類も
多いんです。
こちらはサンゴイソギンチャクの赤ちゃん。
まだ直径が5センチほどの小さな個体がちょこちょこ見らえました。
今年はサンゴイソギンチャクの成体が真ん中の岩の左側に多く付いています。
長太郎池の季節来遊魚で代表的なのが、ミヤコキセンスズメダイ
今回では、サザナミヤッコやチョウハン、フウライチョウチョウウオ、ニジハギ、
アカハチハゼの幼魚なども観察することができました。
季節来遊漁に多いですが、幼魚はとてもカラフルでキレイだが、成体になると全然別物に
なる種類も多いんです。
http://www.asahi-net.or.jp/~tj6m-etu/fphoto/miyakokisen.html
また、ミヤコキセンスズメダイと非常に似ているのがイチモンスズメダイ。
ぜひ調べて見て下さいね
こちらはミナミハタンポの幼魚たち。
この群れの中に時々違う種類の魚くんが混じっていたりもするので、観察してみると
楽しいと思います
この日も1匹だけ違う魚が混じってました
三宅島の海は意外にカラフルなんですよ
陸から見ていると、黒い玄武岩の容姿に男らしさや無機質さを感じますが、いざ入水すると
さすが!!火山と黒潮の恩恵を受けた複雑な地形にたくさんのカラフルな岩サンゴたちが
陣取っています
そして、こちらの画像も意外に珍しい光景が広がっています。
いつもならミヤコキセンスズメダイも3、4匹ほどが入ってくるぐらいですが、
今年はなぜか10匹以上の個体が長太郎に入って来ています。なので、かなりレアです
最初は水温もあまり高くないので、20分ぐらいで一度上がって見れた魚を調べたりして
再び入水しようということになっていたが、あまりにキレイでたくさんの魚種が入って
いるので、だれも上がらず・・・(笑)
結局みんな1時間ほど入水していました
さすがに、ラッシュで入水していた島っこたちは寒かったようで、振り返りも甲羅干し
しながらのんびりと行えてとても楽しかったです
それぐらい刺激的な海の中でした
秋の長太郎池、かなりおすすめですよ~
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