sugger's blog@三宅島

三宅島に移住して18年目になりました。
自然ガイドHitomiが島暮らしのことや三宅島の魅力をお届けします♡

とある場所で密会?!

2007年08月31日 | 島暮らし

みなさ~ん!!

今日で8月が終わりです

今年は異常な暑さの毎日で、屋外での作業やレジャーも並み大抵のもんじゃない夏でしたね。

でも、やっぱり夏が終わると思うととても切ないもんですね・・・

 

昨年月イチで特別講義しに行っていた専門学校から、とあるショップへアルバイトしに
来ていた教え子が帰る為、港送りにいって来ました

今日は定期船が久しぶりに錆が浜港へ入港しました。

彼女は去年の特別講義で三宅島、御蔵島の存在を知り、イルカのガイドに興味をもち、
最後の特別授業の日に教卓の前に来て、「三宅島へ研修で行ってみたい」と声をかけてきた。

移住後も個人的に連絡をくれ、アドバイスしつつ彼女自身も働けるショップをあたっていたが、
途中はなかなか一筋縄には行かず、挫折してしまいそうにもなり本当にどうしていきたいのかを
考えさせて様子を見守ってきた。

しかし、もう一度連絡が来てやはり三宅島のショップをもう一度あたってみるとの事で何とか
働き口が決定した。今回は研修ではなく、アルバイトだったので一切関与せずにいたが、
今日ようやく半年振りに再会し、話ができた。

ガイドの仕事についての感想と、三宅島を訪れた感想などを彼女に聞いてみた所・・・

ガイドの仕事に関しては2週間余りの中で7回ほどドルフィンスイムへ行かせてもらえた
ようで「ゲストとの距離感やコミュニケーションなどがはやり難しいですね・・・」と。
ガイドの仕事の一部を垣間見て、もっとこの仕事を知りたいと思ったと言ってくれた。

また、ショップの方々にも半ば冗談に「今すぐ学校辞めてうちで働けばいいじゃないか」と
声をかけて下さったり「卒業して島で働きたいと思ったらいつでもおいで」と言ってもらえた
そうな彼女が一生懸命頑張った結果のお言葉だったと思います。

真っ黒に日焼けし、達成感と充実感に満ち溢れた彼女の笑顔はとても素敵に見えました

可能性に満ち溢れ、自分の努力次第で良くも悪くも転がれる、そんな年頃ってそうない
もんですよね
若さゆえ、何事にもチャレンジし、後悔のないよう色んな事にトライしていって欲しいです

 

さて、港送りのあとは、Aちゃんと島のとある場所で密会

島にも、とってもレトロでまったりできる喫茶店があるんですよ
内地にあるようなインベーダーゲームがあるような・・・そんなカフェが(あえてこう呼びます

香り高いカフェオレを飲みながら、彼女より少し年をとっているsuggerが聞き役になって
トークタイムあーでもない、こーでもないと言いつつ吐き出してリセット
女性はほんとお喋りが大好きなもんです
実は、一昨日にもYちゃんたちとここへ来たが、島でもこんなにまったりできる空間があり
ちょっぴり嬉しい気分です

ひょんな事から出会い、suggerの周りではめったに出会うことのないレヨナファンでもあり、
波乗り、自然大好きつながりでとても親近感が生まれて以来、今では島暮らしには欠かせない
人材となってきました。

しかし、ワケあってとりあえず来月末で一旦内地へ帰ってしまう彼女ですが、必ずカムバック
してくれる事でしょう
日本にはこんなにたくさんの離島があるのに、あえて噴火の島「三宅島」を選んで来る人って
そういないでしょ??何かの縁があるんですよ、きっと

だからこそ、形はどうであれまた島暮らしを共にし、プライスレスな時間を共有できたらいいな
とりあえずは接近している台風の恩恵を受けれたら、波乗り一緒に行こうね

 

彼女と別れてからはいつもの・・・・

伊豆岬へ

だーれもいないこの道を相方Bと一緒に歩き、この素敵な景色を見ながら教え子の事や
Aちゃんと語った言葉を振り返ってちょっとまったり

ここへ来なければ出会えなかった出会いに感謝

 

 

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形となっている事実

2007年08月29日 | 島暮らし

今日は、ハードスケジュールの中の来島だったKさんが帰る為港送りにいってきました。

偶然にも我が校の研修生も今日で島をあとにし、教え子と一緒にKさんとNくんをお見送り
大阪に帰って一息ついたときに三宅島の生活を思い出してまた行きたいと感じてくれたらいいな。

警察署のお偉いさんが任期を終えて?島を離れるようで、盛大なお見送りとなっていました。
若いおまわりさんが上司へのお別れの歌を大きな声で歌い、みんなで万歳三唱し、
駐在さんから紙テープまでもらい、なぜかsuggerと教え子も一緒に参加

かめはたくさんの方々の思い出とともに港を去っていきました。
Kさんもいつか必ず三宅島への移住という目標を胸に内地でもうひと頑張りする事でしょう

Kさんがもってきてくれた横浜のおみやゴチになりましたm(_ _)m

こちらは野生イルカと泳いで色んなことを教わったKさんが手作りでせっせこ作ってくれた
ハート型のアクリルたわしとカラフルなイルカが泳いでいるマイ箸入れです

Kさんは昨日も味覚館で食事する時はちゃんとマイ箸を持参で来てました。
私もこれからマイ箸ちゃんと持ち歩きたいと思います

類は友を呼ぶ・・・

この出会いはまさにそんな出会いでした。Kさん島でお待ちしております
いつか島で島民として一緒に過ごせたらいいな~Kさん楽しみに待ってます

 

 

そして、今朝の船でYちゃんと子供たちがいよいよ本格帰島に向けて来島しました。

思い起こせば、去年の春・・・。

早くて5年、いや10年後の移住を目標にしsuggerが去年、7年ぶりに島へ降り立った
時から早や1年半。その間にはとてつもなく目まぐるしい出来事が過ぎ去り、いつしか
suggerは次年度の移住を決意し、実際今ここで生活している・・・。

それをすごいと言う人もいれば、無謀、軽率な行動だという人もいる。
でも、実際ここで生活してみて自分の生まれ育った場所へ戻りたいというホームシックすら
起こらない自分がいる。毎日海を見ながら生活できる空間。
suggerにとってはなにものにも代えられない幸せ

ガイド時代のように毎日Yちゃんと島で暮らせる日を夢見ていた数年前から考えても、
みんなそれぞれが確実に前進している。これは形となっている事実。

一度しかない人生だからこそ、いつも前を向いて少しでも進歩し続ける事が必要
まだ、自分にとって何がライフワークなのかを確立していないからこそ、これからの人生の
中でゆっくりと見つけていけたらいいな
鳥かごの中で囲われた鳥のままでは終わりなくないからもう一歩踏み出して羽ばたいていかなきゃ。

先日も講師2年目の時の教え子から、一度海の仕事から離れていたが、この秋からまた
再起し沖縄の海へ戻る決意をしたという連絡が来た。
人間、年々守りに入ってしまう中、色んなタイミングが重なり決意したが、やはり不安もあり・・・。
当時のような若さゆえの勢いや決断力が失われていく中のメール。

suggerが三宅島へ移住した事を報告し何があろうと自分を信じてCならやれると激励したら
「今もこれでいいのか迷う時もあるけど、先生のメールを見てまた進めていけそうな気がします」
とレスがきた。
ただ本に書いていること、知っていることを伝えるだけが先生ではなく、人生そのものや
生き方を見本(そんなに大げさなものではないですが・・・)として自分が身を持って伝えるのも
ひとつの教えではないかと思う。だからsuggerも進化し続けていきたいと思います。

 

 

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島では見れました。

2007年08月28日 | 日記

今日はとある形で知り合ったKさんと島で初ご対面

午後からKさんを島内観光にお連れし、伊豆岬で三宅のこと、イルカのこと、
人生のこと、ライフワークのことなどマシンガントークでかなり熱く語りました。
話しているととても波長が合い、初めて会った気がしないくらいしゃべり倒して
今日、少しイヤな事があったが、話している間にいつの間にかすっきりしていて
右から左へ受け流しできてました
人間、話すという事でとてもすっきりできるもんですね~感謝

夜は温泉に併設されている「味覚館」で夕食

島の幸をたくさん頂き宿へ送って行こうと思った時、見えてました

6年半ぶりの皆既月食

皆既月食とは『地球の影の中に月がすっぽりと入ってしまう現象』で2001年1月以来
6年半ぶりとなります。

皆既月食の仕組みはこちら↓

http://www.nao.ac.jp/phenomena/20070828/image/shikumi.jpg

はじめはとっても細いお月様でしたが、しばらく双眼鏡で観察していると、みるみるうちに
ぽっちゃりしたお月様に変化していきましたなんとも神秘的で、言葉にならない
趣きがありました。あの黒い影になっているのが地球の影なんだと思ったら月にかかっている
地球の影が月と地球の大きさの違いを感じさせてくれます。
クレーターもはっきり肉眼で見れ、月食が終わるまで駐車場でずっと観察していました。

都内では秋雨前線の影響で観察するのが難しいと言われていましたが、三宅島では
とってもキレイな月食を観察する事ができました。
ちなみに、次回皆既月食が見れるのは2010年12月21日だそうです

先日の流星群といい、月食といい、島で生活しているとついつい動きを止めて見入ってしまう
事が多々ありですそのために時間を割けるというのは贅沢なものですね

みなさんのところでは見れましたか??

 

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流しそうめん

2007年08月26日 | 島暮らし

昨夜は職場の納涼会でみんなで焼肉

日ごろ時間がなくて話できない人や仕事場が違う人たちとも話する事ができ
とっても楽しい時間となりました

自分が生まれ育った海をこよなく愛するMさんはsuggerがシュノーケリングに
行った時、海の底や岩陰にあるタバコの吸殻や空き缶などを拾ったりしている姿
を見てなかなかできる事ではないし、それを実行している事に心を動かされました
suggreも見習わなければと思ったし、人として内面から溢れ出る魅力を感じました
真っ黒に日焼けしていてとっても格好いい女性です

そんなこんなで、職場の方たちとも少し距離が縮まった気がします。また明日から頑張るぞ

 

今日は、教え子が働いているショップで「流しそうめん」をやるとの事で招待を受けたので
昼下がりにお邪魔しに行ってきました

すごい本格的な竹じゃないですか??そうめんを入れる器も竹でできていて、とても
情緒があり、ヤイヤイ言いながら流しそうめんを楽しみました

ダイビングとドルフィンスイムをしに三宅島を訪れているゲストと久しぶりに話ができ、
ガイドの仕事をしているような気がしてとても懐かしかったです

サービス業なので、ゲストをつまらなくさせないように色んな話題で盛り上がるのですが、
ついついゲストを前にしてしまうと、沈黙を作らないよう話しかけてしまいます 
今回初めて三宅島へ来島された方も何人かいらっしゃったが、想像していたよりも
島の様子がよかったと言って頂けたのでとても嬉しかったです

教え子も研修生も頑張っていたのでsuggerも一安心


ショップを後にして、伊豆岬へ・・・

このベンチで沖を見ながらぼーっとするのがとっても気持ちがよく、いやな事や考えたい事が
あればここにきて海を見ているとリセットすることができるんです。
ここの景色を見ていると、和歌山の白浜にある三段壁に似ているな~と思って、いつも
関西の海を思い出します少しまったりとした時間を過ごして大久保浜へ。

今日は昨日よりも暑さはましだったが、日曜ということもあり大久保浜も海水浴客でいっぱい。
海はべたなぎだったが、ウインドサーフィンする人もちらほらと。

残暑厳しく、水温も高いので島ではまだまだ海遊びができそうです

日没と同時に今日もルアーでカンパを追いかけてみましたが、一投目でHIT
30cm弱だったのでリリースしました。ほんと群れているようです
2日ほど前にはこの浜辺からルアーを投げると、2投目で45cmぐらいのイサキがHIT

恐るべし三宅島

 

 

 

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三宅⇔羽田航空路再開に向けて

2007年08月24日 | 三宅島

本日、【三宅⇔羽田間の航空路の再開】の実現に向けて
石原都知事が記者会見にてコメントを出しました

『三宅島空港の再開については、平成20 年度の春を目途に
航空路の再開準備に入ることで全日本空輸株式会社と
合意した」との事。

詳しくは三宅村役場のHPより以下の通りです。


三宅島~羽田間の航空路の再開について(お礼)


本日8 月24 日、石原東京都知事の記者会見で「三宅島空港の再開については、
平成20 年度の春を目途に航空路の再開準備に入ることで全日本空輸株式会社と
合意した。」との発表がありました。

2000 年の噴火災害から4 年半に及ぶ長期避難生活を経て“ふるさと三宅島”への
帰島が実現して以来、三宅島と羽田を結ぶ航空路の再開は三宅島民の切なる
願いであります。
三宅島民は、これまでに、一日も早い三宅島~羽田間の航空路の再開を願って、
国、東京都、運航事業者等の各関係機関に要望を重ねてきました。
特に、昨年は1 万名を目標に署名活動を行いましたところ、全国から95,853 名にも
及ぶ署名を頂き、運航事業者である全日本空輸株式会社に提出をいたしました。

このような全国からの温かいご支援を背景に、この度、航空路の再開に向けた
取り組みが具体的に時期を定めて動き出したことは三宅島全島民にと
って大いなる喜びであります。
これまでご支援を頂いた全国の皆様及び国、東京都、全日本空輸株式会社を
はじめとする関係者各位に心から御礼申し上げます。
今後、空港再開へ向けての着実な取組を島を挙げて行ってまいります。

空港再開の暁には、復興し行く三宅島の姿をご覧になっていただけることを願いつつ、
全国の皆様へのお礼とさせていただきます。


平成19 年8 月24 日
空・海路を考える会会長 沖 山 勝 利
東京都三宅島三宅村長 平 野 祐 康
三宅村議会議長 高 松 啓 展


いよいよ来春から再開に向けて動き出すこととなりました

本当に切なる願いで今まで島民は過ごしてきましたが、
ついに実現化に向けてまた一つ前進です

suggerのまわりでも、船は長時間の旅となる為、敬遠される方が
多く「飛行機が飛んだら遊びにいくよ」という人も少なくありません・・・。
でも、一人でも多くの(特に関西より西の人々にも)方々に三宅島へ
足を運んでもらいたい思いでいっぱいなので本当に嬉しいです

これからの動向は分かり次第このblogで報告していきたいと思います。

皆様のひとりひとりのお力が多大なものとなり、その結果が形となりました。

本当にありがとうごさいました
そして、これからも見守っていて下さい

 

 

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