伯母(母の姉)は 104才
博多生まれの 博多育ち
現在も マンションで 一人暮らし
近場や バスで行ける所には
一人で 出かけているそうです
若い頃から
お茶 お花 長唄 お謡い
三味線 俳句 と
お稽古事が 大好きで
最近まで 自宅で 教えていたようです
「忙しすぎて 死ぬのを忘れてた」と 笑うほど
今でも 元気です
私たち 甥や姪一同は
彼女のことを 魔女 と呼んでいます
98歳の時に
天袋の物を取ろうとして
椅子から落ち 圧迫骨折
お見舞いに行った時には
「転び方が 悪かった」と 笑っていました
1年後の 白寿のお祝いの時には
完全復活
本当に 魔女 なのです
久しぶりに 会いたいと思い
「近くのお店で 一緒に お昼ご飯を食べよう」と誘うと
「うちでよか お抹茶を点ててあげるケン」
と 即答
「お弁当とお茶菓子を 買っていくから 何もしないでね」
と言っていたのに
お吸い物や 小鉢 果物 お茶菓子まで 用意
お茶や お抹茶の準備も バッチリで びっくり
はい どうぞ
結構なお点前 でした
ミニ床の間
和室に 床の間を 作ってありました
長く座っていても
用事の度に スイッ と立ち上がる姿は
紛れもなく 魔女 なのです
元気の秘訣は
”お謡いなどで 腹式呼吸を しているのと
お抹茶を 牛乳なんかにも入れて
よく飲んでるから やろうかね?” だそうです
5階なので エレベーターまででいいのに
下まで 見送ってくれました