気ままな散歩で 季節を感じながら
カメラにも収めたいと思っています
いよいよ 最後の1日になりました
岩手県雫石町
鶯宿(おうしゅく)の ホテルを出ると
早速 岩手山が見えてきました
前夜 雪が降ったらしく
山頂が 少し白く見えます
中尊寺
世界遺産になって 5年を記念して
秘佛のご開帳が 行われているので
まず 拝顔
仏像は 白肉色に彩色
眉を 細く引き
目には 水晶玉
唇には 朱を引き
あたかも 生身の仏像のように 映っています
金色堂
建物内の ガラス張りの中に
金色堂が 収められています
お堂全体を 金箔で覆い
内部の蒔絵や 螺鈿細工なども
目を見張るばかりです
金箔の 阿弥陀如来を中心に
10体の菩薩が 取り巻いています
また 須弥壇には
藤原2代 3代 4代の 遺体が収められています
子供の頃
藤原3代のミイラを映した映画を
見たことがあったのを 思い出しました
「ミイラって 本当にあるんだ」と
ショックを受けたものです
1950年に
金色堂が修復される際に
ミイラも 調査されたようです
山内は 傾斜地にあり
上り下りが大変です
紅葉には 少し 早かったです
中尊寺 本堂
こうして 私の みちのくの旅は
無事終わりました
車窓からは
杉の木に ツタが絡んで
真っ赤な幹になっていたり
高速道路のフェンスが
ツタで 真っ赤になっていたり
こちらでは 見られない 赤でした
みちのくの 長いブログへ
訪問していただき
ありがとうございました
五能線 千畳敷駅から
リゾートしらかみ
くまげら号に 乗車
車体は
日本海に沈む 夕日をイメージしています
くまげら号
白神山麓を 日本海沿いに走ります
全席指定席で 私たちは
4人掛けの ボックス席に座ることが できました
両側は 大きな窓
テーブルには 持ち込みの
お酒やビール それに イカ焼き
荒々しい景色が 流れていきます
橅(ブナ)号
途中の駅で 橅号に 出会いました
リゾートしらかみ には
もう1台 青池号 が 走っています
十二湖駅までの 1時間
アッという間でした
大池のほとり
バスで かなり上の方まで登り
そこから 15~20分の 青池を目指して歩きます
白神山地には
大きな地震でできたという
大小33個の 湖があるそうで
上空から見えるのが 12湖なので
一般的に 12湖 と言っています
また その際 山崩れでできた岩肌は
日本キャニオン と 名付けられて
車窓から 見ることができます
青池
青インクを流したような
透き通った コバルトブルーの池です
どうしてこんな色なのか
まだ 科学で 解明されていないそうです
ここで 来た道を戻る人と
ブナの林を通って 戻る人の
二通りに分かれるので
私は ブナ林チームに入りました
最初は 木材チップの上を
軽快に(?)歩いていましたが
いつの間にか 朴木の落ち葉が敷き詰められた
細い下り道になりました
分かれ道の度に
案内の看板を見ながら 選んでいきました
私は 写真を撮りながら
気楽に 最後尾を歩いていたのですが
前のご夫婦の ご主人が
間に入るように言われ
ちょっと気楽すぎる と 反省しました
また トップグルーップの
最後尾につけている男性は
私たちと間が空くと 大声で
「先頭 止まれ!」と 声掛けをして
全体を見守ってくれていました
下っても下っても
集合場所に向かう気配がなく
集合時間も迫ってきたので
添乗員さんに 電話をかける人 等々
役割分担が出来てきて 感心しました
結局 携帯電話は繋がらず
焦りはありましたが
急な下り道を 下りるしかなく
ひたすら下りました
王池
やっと 車道に出ました
上りのバスで
ガイドさんの説明があった
見覚えのある場所です
私たちは ずいぶん下ってしまっていたのです
ここで 携帯が通じました
「10人 まとまっているので
ここで バスを待っています」 と
添乗員さんは 本当にほっとされたようで
「4年前には まだ携帯が通じなかった」
と 言われました
よかった よかった
八甲田山の ロープウェーに乗れなかったのを
ドライバーさんも 気の毒に思われて
城ヶ倉大橋を 提案して下さったのですが
それはそれは 大歓声の山々でした
城ヶ倉大橋(青森市)
上路式アーチ橋では
アーチ支間の長さが 255mと
日本一の長さです
高さ 122m 橋の長さ 360m
津軽と南部を結ぶ 橋です
ブナ ダケカンバ 等
360度の 紅葉を 楽しめました
城ヶ倉渓流
日本海
今夜のお宿を目指して
日本海側に 出ました
白波が立っています
青森県西津軽郡 鯵ヶ沢町(アジガサワマチ)
舞の海の 出身地です
また 海岸沿いの
イカ焼き屋さんに 飼われていて
TVによく出ている ぶさかわ犬の
ワサオ君と ツバキちゃんも
見えました
三味線の演奏会
鯵ヶ沢のホテルでは
夜 三味線の演奏会が あったので
多くの宿泊客が ロビーに集まりました
三味線とは場違いな モダンなロビーです
奏者が 色々と 面白く
解説をしていましたが
何せ 津軽弁
九州人の私には 半分ぐらいしか
理解できませんでした ○×△×。。。
それでも 力の入った演奏と
観客の中から指名した 太鼓の競演で
楽しい津軽の夜でした
奥入瀬渓流
渓流の左右に 広葉樹が生い茂っているので
車窓からも 遊歩道からも
楽しむことができます
水の流れが生む滝などの 躍動感や
ゆったり流れる景観が 見事です
前日に 雨が降ったようで
以前訪れた時より 水かさが増しています
紅葉には 少し早いようです
八甲田山
強雨風のため
101人乗りの ロープウェイは 運転停止 でした
残念でしたが 山頂の紅葉は終わっているそうです
諦めが付きました
それに 駐車場広場でも
手がかじかむ程 寒かったです
ハゼの実
ホテルの窓から
紅葉が進んでいるようです
山あいのホテルなので
二重ガラスの内側の 引き戸を開けると
結露が付いていました
昨夜は かなり冷えた様です
ホテルの前
十和田湖への途中
真っ赤なリンゴがたわわに実った 林檎畑
木の根元には アルミのようなものを敷いて
リンゴのお尻の方にも
光を当てる工夫が 施されています
二重の大きな虹も 出ていたので
いい事がありそう と 期待
期待に反して
風が強いので 十和田湖の遊覧船が
出ないということです
そこで 遊歩道を歩いて
湖畔まで散策
ブナ トチノキ ミズナ カツラ
イタヤカエデ ホオ などの間を歩き
これもいい と思える散策でした
乙女の像
高村光太郎 最後の作品です
十和田湖畔
波が高いので 遊覧船が戻っています
季節のパスタランチ
奥入瀬森のホテル
この後
奥入瀬渓流に向かいました