8月6日の 広島に次いで
8月9日は 長崎の 原爆記念日でした
長崎で育った私にも
忘れられない 夏の思い出です
被爆後数年経って 転校してきた小学校に
びっくりしました
爆心地から 500m離れた
城山小学校でしたが
3階建ての鉄筋校舎は
辛うじて その姿を維持していましたが
戸が吹き飛んだ 1階には
数家族の方たちが 住んでいたのです
この校舎は当時としては 珍しい
白亜の美しい3階建てだったようですが
初めて見た時には
不気味な感じがしていました
原爆が落ちた時には
夏休みだったので
児童や先生方は
校舎には 居ませんでしたが
自宅周辺で 1,400人が
亡くなったと言うことです
校舎には
三菱兵器製作所職員や
女子挺身隊員などが居て
爆風を伴った熱線で
140名ぐらいの方が 亡くなったそうです
また 戦後10年以上過ぎても
「また一人 原爆病でなくなりました」
と 報道されていました
中には 中学生も・・・・・
こういう悲惨な歴史を踏まえて
小学校では 毎月 9日には
”子らのみ霊よ” を 歌って
冥福を祈り 平和を誓っていました
もくもくとした入道雲を見ると
見たことはありませんが
原子雲を 想像します