秋の風景と夏の名残 * 風景の入れ替わり *

　秋の始まりの風景と夏の名残りの花達
季節の入れ替わりのこの時季、お彼岸の中日に近所の散歩で楽しめました。


　朝晩、すっかり涼しくなってきました。
今朝は、1時間ほど近所のススキを探しながら散歩しましたが、
あいにくススキは一つの穂だけ・・・。
　ふとした処にあるので、気長に探してみます。

　散歩の途中、夏の名残りのヒマワリや百日紅、ムクゲ、ランタナ・・・
かと思うと、色付いた栗や柿、桜の葉、コスモス、ちょっとだけ色付いたもみじ・・・

　夏の景色と秋の景色が入り交じって、得した気分になりました。

今日のメジャーリーグ

　イチローは、今日も期待に応えた。

ヤンキースの勝利を一人で引き寄せる活躍は、凄かった。

鳥肌が立つくらい・・・。　神懸かっているような気すらした。



　ダルビッシュの今日の投球も、冴えわたった。

ダルビッシュの場合は、球種が多すぎるせいか、

その日のいい球種を探ることが一番の重大事だと思っている。

　今日は、カットボールがよかった。

球速140キロ中盤で、ボールが二つ分くらい、ベース上でスライドする。

今日のカットボールは、よく切れて、冴えていた。

そして、たまに投げるカーブも非常に効いた。

　同点で8回でマウンドを降りたが、その回にチームが逆転して、

思わぬ16勝目が転がり込んだ。これで、18勝が見えてきたかな。



　青木もいいところで大逆転の足がかりの二塁打。

これで、チームもワイルドカード争いに肉薄してきた。

2.5ゲーム差。いよいよ分からなくなってきた。

この快進撃は、青木によるところが大きい。

来季への期待と共に、今年のスタートからの青木の頑張りに拍手を送りたい。

打率三割も見えてきた。新人王も可能性が出てきた。




　ところで、ナショナルリーグ、レッズとナショナルズのプレーオフ進出が決まった。

　ナショナルズといえば、監督は、デーブ・ジョンソン。

ご存知の方は多いと思うが、75年から2年間、巨人で活躍した選手。

二塁手としての守備力と、センター返しを中心としたシュアな打撃。

どちらかというと、派手さよりもシブい感じの外人選手だった。

　最後は、当時の長嶋監督の感覚的な野球センスと対立したことで有名だったが、

メジャーリーグに戻って、選手としても、そして監督として今の揺るぎない地位を築いた。

今やメジャーリーグでも出色の監督になっている。

弱小ナショナルズが彼一人で強くなったとは言えないかもしれないが、

日本での経験が少しは役に立っているのではないかと、個人的には思っている。

秋の気配

　お彼岸に入って、秋の深まりを感じることが増えてきた。

昨日、大阪ではススキの開花日だったそうだ。（気象協会の発表）

梅や桜の開花日は有名だが、ススキの開花日もあるとは知らなかった。

例年より6日ほど遅かったそうだ。
（ちなみに彼岸花の開花日の発表もある。昨日は、和歌山で開花が発表された・・・。）


　都会では、身近にススキを見ることも少ないので、

なんとなく秋を直感する景色としては、馴染みが薄いかもしれない。


　あるアンケートで秋を感じる時は？ということを訊いていた。

なるほどな、と思い当ることが多い。


■あなたがしみじみと「秋を感じた瞬間」は？

1　いつの間にか朝晩に寒さを感じ始めて　　　　　　　72.2%

2　陽が短くなると　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　43.3%

3　夜、虫の音を聞くと　　　　　　　　　　　　　　　　　　41.4%

4　木々が紅葉し始めたのを見て　　　　　　　　　　　　26.6%

5　空気に爽やかさを感じた時に　　　　　　　　　　　　24.7%

6　八百屋やスーパーマーケットに秋野菜や食材が並ぶと　　24.6%

7　秋桜、キンモクセイやすすきなど、秋らしい植物を見ると　23.9%

8　熱いお風呂に浸かりたいと感じて　　　　　　　　　　　　21.9%

9　外出時に長袖や上着を着る機会が増えてくる　　　　　21.3%

10 鍋物が恋しくなると　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　19.0%

　　　　　　　　　　　　　　　　　MA（複数回答）／n（有効回答数）

　ちなみに、自分では、朝の顔洗いの時、

なんとなく水を顔にかける瞬間、ちょっと気合が必要になる頃、

夏が終わったんだなぁ、秋やなぁ、と感じる。

　これが、給湯を点けるようになると、もう季節観は晩秋になる。


　冬に近づくので、少し身構えてしまいそうだが、

気候は一番いい季節。

寒くなる前に、精一杯秋を楽しみたい。



　有馬温泉にでも行って、紅葉を見ながら、秋の実りを感じる料理を食す、

なんてことが一番関西人の秋の楽しみに近いのかもしれない・・・。

ちょっと高くつくかな・・・。

　　　　　　　　　

今日のメジャーリーグ

　昨日書いたイチローの不安。

まるでせせら笑うような今日のイチローの活躍だった。

ダブルヘッダーで、8打数7安打。4盗塁。

しかも、何れのヒットもきちっとボールを捉えた当たりで、

動体視力の懸念は、全くなさそうだ。

　それにしても今日の活躍は、

ポストシーズンに向けてのイチローの位置づけにとって大きな意味があった。

・・・嬉しそうなイチローの笑顔も、久し振りに見た気がする。・・・

しかし、ヤンキースもポストシーズンに向けて、楽観はできない。

オリオールズが全く離れない。ピタッとくっついて０．５ゲーム差。

レイズとは6．5ゲーム差になって、ほぼ安心圏になったが、オリオールズはしぶとそう。



　それと較べると、悲しいのは松阪。

今日が終戦になるのだろうか。全くいいところもなくノックアウトされた。

一応次回もチャンスを与えられそうだが、残り試合数から見て、

次回が最後の試金石になるのかもしれない。

かなり厳しい状況の登板になりそうだ。



　ブリュワーズの青木。今日も、いい働きをした。

先頭打者ホームランを含む、2安打。

打率も．２９３となって、３割がジワっと近づいてきた。

チームの勝利への貢献度も高く、ポストシーズンに向けて、チームも勢いに乗っている。

可能性が高いとは言えないが、意外なことが起こるのもメジャーリーグの楽しさ。

これからの１試合１試合が楽しみだ。



　日本人が所属するチームのワールドシリーズ。

　　　　　　今年は、是非見たい！！

メジャーリーグ ※ポストシーズン間近※

　いよいよメジャーリーグが、大詰めに差しかかってきた。

これから１０月下旬、ワールドシリーズまで、目が離せない。

　今年は、ワイルドカードが各リーグ２チームに増えたせいで、

青木の在籍するブリュワーズもワイルドカード争いに参戦している。

ついこの前までは、ワイルドカードも無理だろうという中、

青木の活躍もあって、可能性が出てきた。

打率も３割に近づいてきた青木。鋭いスィングと走塁が輝いてきた。



　しかし、今年の日本人選手は、投高、打低・・・。

　大好きな松井選手は、自由契約。

ケガが治っても結局メジャーに定着できなかった西岡。

福留に至っては、今阪神が厚遇契約で狙っている・・・。
（城島の二の舞になってほしくないのだが。）


　イチローもヤンキースに移籍してからもあまり芳しくない。

左投手の時は、先発から外されることも多い。

　移籍後の打率は３割を少し切るくらいで、悪くはないが、

ヤンキースでは目立たない・・・。

　今日は、雨で中止になったが、残り試合で目ぼしい活躍をしなければ、

来期以降、厳しい。それに、やはり衰えが目立つのは否定できない。

気になるのは、動体視力が落ちているという話・・・。

どうも真実のような気がしてしょうがない。

最盛期のバットコントロール、芯を外してヒットにするくらいの技、走力、

ワンバウンドするようなボールでもヒットにする粘りの打撃が、影を潜めている。


　

　投手の方は、例年になく活躍が目立っていて、楽しい。

ダルビッシュ、黒田は、エースの扱いに近いし、

岩隈もようやく認められ、来季以降の主力戦力として期待が高まってきた。

（同じマリナーズの川崎の扱いが微妙な感じ。川崎を使わない監督の無能なのか？？

　　今のままだと来季は、どうなるのか想像できない・・・。）


　日本のプロ野球を経ずにいきなりメジャー入りした田澤もトミーリー手術を経て、

ようやく花が開いてきた。力強い投球は、魅力的だ。

　今年はレッドソックスそのものがチーム再建に取り組むことになったが、

来季は田澤の存在がクローズアップされそうだ。


　しかし、同じレッドソックスの松坂・・・。

次の登板が試金石になるのか、微妙な立場に追い込まれている。

たとえいい投球をしても、厳しいファン達に気持ち良く迎えてもらえるのか・・・。

個人的には懐疑的だ。今までの不振のツケは大きいような気がする。



　あと楽しみなのは、ダルビッシュの同僚、上原。

今は、ブルペンのエース的な存在になってきた。

ポストシーズンの活躍を期待したい。去年の悔しさを晴らしてほしいところだ。


　それと、今日は、１失点と久し振りの登板でちょっと残念な結果だったが、

建山もポストシーズンまで頑張ってくれたら、嬉しいところ。

今日の登板では、高めの球を痛打されたが、球そのものは勢いがあるし、

変化球の安定感は、戻ってきていると思う。

　あとは、ポストシーズンまで、何回登板機会が与えられ、認められるかというところ。



　そして、個人的に楽しみにしているのが、ダイヤモンドバックスの４２歳、斎藤。

今シーズンはケガで苦しんで、ようやく出てきた。

ポストシーズン進出は難しそうだが、なんとか元気な投球を見せてシーズンを終わってほしい。



　これからの約１ヶ月間。

一番メジャーリーグが面白くなる。

お楽しみはこれからだ！！